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2007年10月29日 (月)

シュタルケルのカサド

ペルシア音楽が長く続きましたので、少しクラシックの方にも行ってみましょう。
ペルシア音楽にはまた頻繁に戻る予定ですので。
今日は、ハンガリーの名チェリスト、ヤーノシュ・シュタルケルの弾く、ガスパール・カサドの無伴奏チェロ組曲の第1楽章。
何故か聞く機会がなく最近初めて聞いた曲ですが、音楽だけでなく、ボウイングとフィンガリングの動きの美しさにも驚きました。さすがチェロの達人から生まれた曲だなぁと思います。シュタルケルの技が素晴らしく映えています。

 以下は、日本のガスパール・カサド(1897-1966)紹介サイトより

ガスパール・カサドは400年にわたるチェロの歴史の中でも最も偉大な演奏家・作曲家の一人ですが、自身 の師でもある同郷の巨匠カザルスの陰となり、残念ながら我が国では一部の愛好家のみに知られる存在となっております。しかし、「無伴奏チェロ組曲」、「ス ペイン古典形式によるソナタ」、「愛の言葉」など彼の残した作品のいくつかが、現代のチェリストにとっても重要なレパートリーとなっていることを考えるに つけ、数多の演奏家・作曲家と共に歴史の中への埋没を許される存在ではないと思います。

Janos Starker - Cassadó: Suite - 1st mvt.

明日は、シュタルケルの代名詞のような、あの曲!

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