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2007年10月30日 (火)

シュタルケルのコダーイ

昨日予告しましたシュタルケルの代名詞のような曲は・・・

ゾルタン・コダーイ(1882-1967)の無伴奏チェロ・ソナタです。
20世紀最高の無伴奏チェロ曲と言われている名曲ですが、チェロ曲では屈指の難曲として知られ、3楽章の最高音では指板の外まで出るところもあります。調弦も特殊調弦で書かれています。(通常は下からド、ソ、レ、ラですが、シ、ファ♯、レ、ラに変更)

小学校の頃、TVに大映しになったヤーノシュ・シュタルケルが、凄い迫力でこの曲を轟々と弾く様を見て、言いようのない恐怖を覚えましたw  子供には恐い曲でしょうね。  
コダーイは、バルトークと並んで、ハンガリーの民謡研究に大きな足跡を残した作曲家でした。この曲にも、ハンガリーの民族的なメロディや、トランシルヴァニア地方の民族楽器の響きなどが盛り込まれています。
youtubeには何故か第3楽章だけしかアップされてませんので、1楽章は他の演奏家(Marcos Vivesという人)のビデオを上げておきます。シュタルケルの豪快な演奏には負けますがw

Kodaly Sonata for Solo Cello Op. 8, 1st mov. Marcos Vives

Janos Starker - Kodály Solo Sonata - 3rd mvt. excerpt

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