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2007年11月 4日 (日)

ウラル系4~コミ

ウラル系の最終回は、コミ自治共和国。
スウェーデンに匹敵する広大な土地に、30万人余りしか住んでいない寒冷地。さいはての島、ノヴァヤ・ゼムリヤ(ロシア語で「新しい土地」の意)もすぐそこ。
ここの伝統音楽らしきファイルは余り見当たりませんでした。ウラル系他民族含めポップスなら結構ありますが。唯一見つかったKomi song "Zil´-Z´ol´"というのも、コミと言うよりロシア的ですが、この地の美しい景色が満喫できます。
映像に出てくる特殊な文字は、14~16世紀まで使われたアプールという文字のようです。コミ語を理解したロシア正教の司祭が考案したとのこと。

Photo ウラル系民族の地図を載せておきます。彼らの移動経路がよく分かります。昨日のウドムルト(旧称ヴォチャーク)の辺りがウラル民族の故地のようです。チュルク系やモンゴル系民族などに追われ、四方に散らばったようです。ジリアンと書いてある所が、コミです。

地図は、「ウラル語のはなし」(小泉保著 大学書林)より
参考図書は、他に「現代ヨーロッパの言語」(田中克彦訳 岩波新書)等

明日からは、アルタイ系の方に行きます。ヴォルガ~ウラル地域のタタール、バシキール、チュヴァシだけでなく、トゥヴァやアルタイ、独立しているアゼルバイジャンなども予定しています。

Komi song "Zil´-Z´ol´"

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コメント

なんだろう???
この曲、抵抗なく耳に入りましたぁ^^
映像の景色もキレイ☆
人々の衣装など、
また、映像から感じるにおい?が、
モンゴルに近いって感じだね!

ロシアと聞くと、灰色が浮かぶなぁ~~さむ~ぃ色^^;

投稿: ナムナム | 2007年11月 4日 (日) 22時02分

>ナムナムさん
これは典型的なロシアの本物の民謡(有名なカチューシャとかは民謡と言うより戦時歌謡です)か、コサック歌謡にもよくあるメロディ・ラインです。こういう短音階はウラルやモンゴルじゃないですね。人々の顔立ちは東洋的な面もあるんですけどね。
ロシアが内包しているアジア的な側面に特に興味があったので、それを少しでも知りたくてロシア語やりました。左に傾いた訳では決してありませんのでw
この辺りはとっても寒いと思います。モスクワよりはるかに北ですから。でも空気が澄んでそう。景色や民芸品はとにかく美しいですね。私も今回初めて知りました。 

投稿: Homayun | 2007年11月 5日 (月) 00時07分

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