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2007年11月12日 (月)

アゼリの名歌手アリム・カシモフ

黒海北岸のトルコ系をもう少しと思いましたが、南に下ってしまったので、キプチャク系(クリミア・タタールの追加、ガウガズ、カライムの予定)はまた後日と言う事で、今日からしばらくコーカサス(カフカス)を巡ります。
まず昨日アップしたアゼルバイジャン音楽のサイトから、アリム・カシモフの名唱。娘さんとのデュエットです。ビデオは初めて見ますが、随分モーションが入るんですね。恍惚とした表情に、ちょっと驚きました。最近のアルバム(Network MedienやSmithsonian Folkways)のコンセプトでしょうか。イランの音楽シーンなどからもインスパイアされているのか、Ocoraの頃と感じが変って来たように思います。アゼリ音楽の新しい展開には要注目でしょう。

彼の名は、カシモフとかガスモフとか色々に表記されますが、Qは喉の奥の方をこすらせるようにして出すGの音だと思います。だからガスィモフとでもすると近いかも知れませんが、そもそもカタカナにするのは無理があります。日本語の発音のカシモフでもガスモフでもないことは確かです。

蛇足ながら、既に有名な話だと思いますが、現在も放映中の「NHK 新シルクロード」のテーマ曲の冒頭に流れる高い声は、彼の歌声です。耳に手をやるポーズですが、今は亡き鶴田浩二氏を思い出してしまうのは、私だけでしょうかw (年がばれるかも)

Alim Qasimov

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コーカサス (カフカス)」カテゴリの記事

コメント

凄いです。こんなお宝画像があったのですね。
ありがとうございます!

投稿: ヒロセ | 2007年11月15日 (木) 00時38分

>ヒロセさん
大御所だから、探すと結構ありました。
今日はマリク・マンスロフが伴奏に入ったビデオをアップしましたよ。

投稿: Homayun | 2007年11月15日 (木) 19時26分

 こんにちは。通りすがりの者ですが、大変興味深いブログですね。ただ、

>Qは喉の奥の方をこすらせるようにして出すGの音だと
>思います。

 それは「ğ」のことでしょうか?アゼルバイジャン語に限らず、この音がテュルク系言語で語頭に来ることはありえません。で、[q]の方はせいぜい上口蓋止まりでしょう。「qa」は日本語の「ガ」とは厳密に言えば違いますけど、そういう風に翻字しても問題は無いと思われます。

>そもそもカタカナにするのは無理があります。日本語の
>発音のカシモフでもガスモフでもないことは確かです。
 
 それは仰る通りなのですが、となると多言語の固有名詞はカタカナで表記するなという話になります。そういう訳にもいきませんから、ある程度原音に近づける努力は必要でしょう。

 もちろん、「自分の耳にどう聞こえたか?」なんて100人いれば100通りの答えがありうるわけで、翻字にあたっては何らかの基準が必要となります。ちなみに、現代アゼルバイジャン語はトルコ語のそれに準じる傾向がありますが、その伝でいけば「ガスモフ」ですね。

 要するに、「ガスモフ」は少なくとも日本語の「カスィモフ」よりは「Qasımov」に近いという話です。ロシア語読みするなら「カスィモフ」の方がまだ近いですが。


長文失礼しました。 

投稿: karategin | 2008年10月27日 (月) 19時04分

>karategin 様
アゼルバイジャン語については知らないため、ペルシア語のqの音に近いのでは(aqaなどの)との推測で書いていました。貴重なご指摘有難うございました。

投稿: Homayun | 2008年10月30日 (木) 18時40分

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