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2007年11月11日 (日)

アゼルバイジャン

今日は旧ソ連のチュルク系ということで、アゼルバイジャンの音楽。
アルタイ系→チュルク系の系譜については、前の記事をご参照下さい。
http://jp.youtube.com/profile_videos?user=azerimusic&p=r
このサイトは、マイミクのMさんから教えていただいたもの。余りの伝統音楽ファイルの多さに驚きました。この国では伝統音楽が初等教育から教えられているとのこと。層の厚さは当然なのでしょう。しかもレベルが高い! ポップスもいくつかあります。ペルシアの影響が強いムガーム音楽(古典音楽)ではなく、アシュク(吟遊詩人)の古い映像もあります。こっちは純トルコ。これは貴重です。サズ(バーラマか?)とバラバン(ドゥドゥクに似た音)にダフという編成。サズは何でそこまで、と言うくらい高く構えています。顔に付きそうw
アゼルバイジャンはチュルク(トルコ)系民族ですが、隣接するイランの音楽の影響を強く受けていて、ペルシア音楽の繊細さを受け継ぎながら、元遊牧民のトルコ系民族としての誇りを表したような躍動感も見られ、そのヴァラエティの多彩さには目を見張ります。欧米盤の多いアリム・カシモフ(Alim Qasimov)が前から一番人気の歌手です。
定番になっているタール、ケマンチェ、ダフ(枠太鼓)の叩き歌いというトリオ編成の弦楽器2つはイランから受け継いだものだろうと思います。タールの構え方は、左腿に載せるのではなく、高く掲げますが、それが凄くコーカサスらしいイメージです。一頃人気を集めたパラジャーノフの映画(アシク・ケリブ等)に出てきたのもこの編成の音楽でした。

Ququş və Yaqub Zurufçu Ayriliq

一本だけ載せておきます。イラン革命前に大変人気のあったイランの女性歌手グーグーシュとアゼルバイジャンの男性歌手Yaqub Zurufçu Ayriliqのデュエット。グーグーシュはタブリーズ生まれだったのでしょうか? タブリーズはイラン側のアゼルバイジャン(アザルバイジャン地方)の州都です。これはびっくり。

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