北コーカサス3 バルカル
今日はカバルディン・バルカルのバルカル、チュルク系の方です。
東隣は北オセチア、イングーシ、チェチェンと連なっていますので、政情は不安定なようで、民族紛争の現地録画なども見られるところでもあります。骨肉の争いに終わりは訪れるのでしょうか。
この辺りのチュルク系民族の場合、コーカサス系民族と共通した舞踊、チュルク的な民謡や語り物、グルジア的な合唱、と系統の異なると思われるいくつかの伝統音楽が共存しているのが興味深い点です。
リンクに、中東、ロシア、中央アジアからコーカサスまでのポップスに造詣が深いふぁどさんのブログを追加しました。ふぁどさんにはいつもお世話になっています。
「/mz」 http://
Balkarya Dev.Halk.D.T.
バルカルのコーカサス的な舞踊。アコーディオンばかり映っていますが。
Otarlanı Umar - Domalay
こちらはバルカルではなく、カラチャイかも知れませんが、グルジアのポリフォニーに似た合唱を聞かせます。チュルク系民族にもコーカサス風の合唱があることが分かります。
Балкария 12.05.07
レズギンカなどのコーカサス音楽のリズムを担当するナガラ?(ここでは違う名称かも)の合奏。バルカルの楽士の今年の映像のようです。結構派手なパフォーマンスが入ります。
Kanamat
アコーディオンとナガラの演奏。ナガラの叩き方がよく分かります。こちらと下の女性歌手はバルカルではなく、カラチャイかも知れません。
Meni Kuvançım
昔の女性歌手メニ・クヴァンチュムの映像。リズムはコーカサスですが、歌声にはすごくチュルク(トルコ)的な味わいが出ています。
| 固定リンク
「北コーカサス(カフカス)」カテゴリの記事
- アディゲのイスラメイ(2018.05.09)
- コーカサスのラストにチェチェン、グルジア、イスラメイを再び(2018.05.07)
- Debi Gogochurebi のチェチヌリ(2017.12.14)
- グルジアとチェチェンの歌姫(2017.12.13)
- ウビフの踊り(2017.11.08)
コメント