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2007年11月 9日 (金)

倍音唱法~チベットとアルタイ系

長期化してきましたウラル・アルタイ・シリーズの一環として、昨日はバシキールのビデオをアップしたのに、肝心のウズリャウが聞けませんでした。
これじゃ不完全燃焼だなぁと思いまして、今日と明日は倍音の世界を巡ってみましょう。
まずは、チベットとロシア連邦のアルタイ系(正確にはその中のチュルク系ですが)のトゥヴァ、アルタイ、シベリア。アルタイは、語族の名前そのものの国名。
超自然的とも思われる超絶技巧の倍音唱法が見られるのは、シャーマニズム、チベット仏教(ラマ教)の広まった所が多く、民族で言えばチュルク系とモンゴル系がほとんどではないかと思われます。

Tibetan Throat Singing

倍音唱法のルーツはチベットだったりするのでしょうか。謎です。モンゴル、トゥヴァ、カルムイクはチベット仏教を受け入れている国ですし。チベットの亡命政府がある南インドはダラムサラでの演奏。この低音の世界は、いずれまた再訪すると思います。蛇足ながらチベットはアルタイ系ではありませんので。数日前の語族地図を参照下さい。

Tuvan Throat Singing

既にビッグネームのHuun Huur-Tu他沢山ありますが、現地の雄大な大自然の中で演じられるこのビデオを選んでみました。トゥヴァのホーメイはモンゴルのホーミーより野性味に溢れ、テクニックも多彩。

Altai Kai Throat Singing

Amyr Akchinがアコーディオンを弾き語り。アルタイ共和国の倍音唱法はカイと言います。どこかロシア的なフレーヴァーが感じられる気がします。

Bolot Bairyshev

既に何度も来日公演しているアルタイ共和国の名手ボロット・バイルシェフ。この人の声はCDでしか聞いていませんが、一聴してぶっ飛びました。 トゥヴァやモンゴルにない哀愁味があって良いですね。本人の動画がなくて残念です。

Throat Singing Siberians

これはサハ辺りか? 後ろの流氷から察するに、トゥヴァではないような気がします。素朴な普通の青年がこんな声を出すと、たまげ(驚き)ますw  いてつく環境の厳しさと無縁ではないのでしょう。

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