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2007年12月23日 (日)

無伴奏チェロ組曲3番 Sarabande

今日は組曲3番の緩徐楽章、ゆったりとした3拍子のサラバンドです。
重低音をたっぷり活かし、高音部での泣きの節は崇高さに溢れ、実に素晴らしいです。
やはり6つのサラバンドの中で一番有名な曲でしょう。
マイスキーの研ぎ澄まされた音色と技巧に魅了される一曲。

と、ここまでならいつものような記事内容ですが、ここで一つ問題提起を。
この3番は私の見方では5番、6番と並んでキリスト教の感性を色濃く感じる曲ですが(上記の崇高さの辺りとかアルマンドの所々)、旧ソ連出身のユダヤ人であるマイスキーは、その辺どう感じるのか、もし可能であれば本人に聞きたいものです。
先日アップしたポゴレリッチは、キリスト教が分からなければ(あるいは信じていなければ、でしょう)バッハは本当には分からないとよく言っていたなぁと、思い出しました。一方ある知人(ユダヤ人ピアニスト)は、バッハの音楽はキリスト教なんて超えている、普遍的な価値を持った音楽だ、とよく言っていました。きっとマイスキーも同じ意見なのでしょう。この曲集はチェロの旧約聖書とまで言われていますし。(新約はベートーヴェンのチェロ・ソナタ)
私も今では賛成ですが、大好きな3番のアルマンドを弾きながらも、ん?と思うことが時々あります。それは違和感と言えるのかも知れませんが、自分でもよく分かりません^^

Bach - Cello Suite No.3 iv-Sarabande

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J.S.バッハ」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです☆
難しいことはよくわかりませんが^^;
とりあえずこの曲聴いて、とっても癒されました♪


信じるモノは、人(国)それぞれだから、
最終的には解ろうとする気持ちが一番大切だと思います^^
今まであまり宗教的な事を考えて弾いた事がなかったので、
ちょっと考えさせられました;
(4回ほど曲をreplayして聴いちゃいました 笑”)
この曲、何回聴いてもイイですね~♪

投稿: ちまき | 2007年12月23日 (日) 23時08分

>ちまきさん
お久し振りです。このサラバンド辺り、音鳴らすだけなら出来ても、こういうメリハリのきいたドラマティックな演奏をするのは難しいです。ほんと奥の深い曲集だなと思います。マイスキーの演奏は、弓の先まで音がしっかり出ていて、弦から弓が離れることがないように見えます。これは何でもないことのようで、実は大変な技術。ヴァイオリンでもそうですよね。
クラヴィーアのバッハ、弾かれることは多いでしょうから、たまにはキリストに思いを馳せながら弾いてみるのもいいかも知れませんよ。

投稿: Homayun | 2007年12月24日 (月) 17時17分

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