無伴奏チェロ組曲4番 Bourree
今日は第4組曲のブーレ。
アンナー・ビルスマというバロック・チェリストは、猛スピードで演奏していましたが、マイスキーは極めてノーマルなブーレのテンポで、ノーブルに演奏。
低音が程よくブレンドされて、聞くのも弾くのも楽しい曲です。E-flat Majorの音階練習を繰り返さないと指が回らない難しい曲ですが。せわしい指使いの前後と、中間部の重音奏法の対比が見事です。中間部では重音を取るため低いポジションで左手親指が登場。3,4,5番組曲では所々出てきます。(6番では親指もフル稼働)
変な喩えですが、このブーレを聞いてロンパールームを思い出してしまうのは私だけでしょうか?w
ロンパールーム=昭和40年代の幼児向け番組。ブーレのような遊戯性に溢れたテーマ曲と、おやつのミルクとビスケットが美味しそうで、子供の頃に鮮烈な印象を持った人も多いはずw あのテーマ曲はマザーグースの歌か?
Bach - Cello Suite No.4 v-Bourree
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