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2007年12月11日 (火)

無伴奏チェロ組曲4番 Sarabande

今日は4番のサラバンドで、演奏はラトヴィア出身の名手ミッシャ・マイスキー。
私的には全6曲のサラバンド中、一番好きな曲です。
(弾くのも6曲のサラバンド中一番難しいと思います)
この曲は緩徐楽章なので、弓の動きがゆっくりですが、しばしばその一弓の途中で重音が出てきて、これが大変。美しく響かせるのは至難の業です。右手(ボウイング)のコントロールが最大の難関だと思います。
しかしこのサラバンド、穏やかな表情の中に、しみじみと胸に迫るものがあります。
静かな感動を呼び起こす一曲を、どうぞご堪能下さい。
(本稿は、地元のSNS、イマソウにアップしていた記事の転載)

※4番が終わったら民族音楽に戻ろうかとも思っていましたが、一日一楽章で日数と曲数を合わせてみると、ちょうど大晦日に6番の終曲のジーグが来ますので、このまま継続することにしました。8日から24日連続になります。組曲は4,5,3,6番の順で考えています。民族音楽ファンの方、済みません。年明けにはザカフカス(Закавказ)などを予定しておりますので。

Bach - Cello Suite No.4 iv-Sarabande

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