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2007年12月17日 (月)

無伴奏チェロ組曲5番 Sarabande

今日は5番のサラバンド。これほど音数が少なく、簡潔に書かれた曲も少ないです。
それだけに演奏者の状態を鏡のように映し出す恐い曲。

ルキノ・ヴィスコンティの映画「地獄に堕ちた勇者ども」(副題は「神々の黄昏」)の中で、ナチス台頭に伴い堕落・没落する財閥一族の当主の誕生パーティーでこのサラバンドが演奏されました。混沌と黄昏を暗示するかのように。

イングマル・ベルイマンの映画「叫びとささやき」でも、深層心理を描写するように使われたようです。

無駄な音をそぎ落としたシンプルな作りが、かえって映像作品では生きたようです。
深遠な魅力の5番の中にあっても、特に印象に残る一曲です。

Bach - Cello Suite No.5 iv-Sarabande

Glenn Gould - Bach - BWV 828 - 5 - Sarabande

こちらは長調ですが参考までに。鬼才グレン・グールドの弾くJ.S.バッハのパルティータ4番のサラバンド。いつものように歌いながら弾いていますw  グールドは80年代前半によく聞きました。懐かしいです。こうしてyoutubeで再会するとは。
ゆったりした3拍子なのは、チェロの場合と同じ。どちらもサラバンドのルーツのスペイン風な所は、最早感じられないですねw

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