無伴奏チェロ組曲6番 Gavotte
今日は6番のガヴォット。いよいよ今年も後2日。無伴奏チェロ組曲も34曲紹介し終わりましたので、残り2曲です。4番の最初に書きましたが、大晦日に終わるようになっておりました^^ 作業の都合で早めのうpです。
4番のブーレを思い出させる楽しい楽章。重音奏法のゆったりした中間部を挿んで演奏されます。でも弾き方によってはお遊戯のようになってしまう気がしますので、マイスキーのように歯切れよく、ノーブルなイメージを持って演奏することが肝要だと思います。Mercuryから出ているシュタルケルの全集では、このガヴォットに関してはラジオ体操第2のように聞こえて仕方なかったです。分散和音くらいだと奥ゆかしいのですが、名手の手にかかると3つの重音が一度に聞こえてしまうからでは。余りリズミカルに弾くのも、考えもののような気がします。
メロディはお遊戯っぽく親しみやすくても、やはり6番の曲。ハイポジションでの重音の連続で、テクニック的には非常に難しいです。
Bach - Cello Suite No.6 v-Gavotte
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