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2008年1月20日 (日)

現代ロシアのジプシー音楽

ユル・ブリンナーに続いて、今日は最近のロシアのジプシー音楽界隈を見てみましょう。Network MedienやARC盤などでお馴染みのロイコとタリスマンのビデオが見つかりました。
http://homepage1.nifty.com/zeami/m-tor-slav.html#Russian%20Gypsy

Talisman Group

ヴァイオリン、ギター、アコーディオン(バヤン)のトリオ編成。タンゴ風アレンジからルーマニアのひばり、アイリッシュまで飛び出すフュージョン振りと超絶テクですが、歌もの中心にももっと見たい気がします。タリスマンは、Loykoの初期メンバーであるVadim Kulitskiがリーダー。

Malyarkitsa by Loyko( Russian Gypsy)

こちらがそのロイコの伴奏のジプシー舞踊。ロイコのビデオもありましたが、滅茶苦茶音が悪い上に音量も小さいので外しました。演奏風景が見えないのが残念ですが、タリスマンのようにヴァイオリンの名人芸が光っているグループです。New York Gypsyfest 2006でのJulia Kulakovaの踊り。

The Queen of the Gypsies: Rada (Табор уходит в небо, 1976)

ロシア、ハンガリー国境付近を舞台にした76年のソヴィエト映画のようです。ロイコやタリスマンのような音楽が絶えず聞こえてきます。ロシアン・ジプシーの風俗が多少とも確認できて、興味深い映像です。(以下ビデオの解説英文)
A Goddess, the summit of beauty and love. Rada was her name (Svetlana Toma)...
Freedom and crime, love and death... All of these things are in the impressive drama made in 1976 after Maksim Gorky stories. The action takes place in a region near the border of the Russian and Austro-Hungarian Empires, right where Dracula and Sacher-Masoch came from. The film tells a story of a beautiful Gypsy Rada, who appears to have magic powers, a bold horse-stealer Loyko Zobar and their fatal love. There is transgression, tantra, pagan cults, dionysism, dark magic. This story can be named as well a Russian Carmen. Brilliant performance of Emil Lotjanu / Loteanu (director), Eugene Doga (music), Serguey Vronsky (photography), Svetlana Toma (awarded as the best Soviet actress of the year for the part of Rada), Grigore Grigoriu(Zobar), Borislav Brondukov (Buca) and others. Great art of a great civilization. Enjoy it and fuck Hollywood shit.

080120_16220002

写真は今日の今治郊外の鈍川温泉の雪景色。この辺りでは滅多に見られない雪化粧が見られました。渓谷の雪景色は綺麗でしたが、帰りが心配で早めの下山。先程何とか帰り着けました^^; そのため今日は遅めのアップです。皆さん明日は足元に気をつけましょう。

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コメント

 初めまして、えひ山と申します。(ellyさんのブログに時々コメントしている者です。)おじゃま致します。

 一番上の動画、素晴らしいです。このTalismanというグループ、名前だけは知っていたのですが彼らのCD音源は国内でも発売されているのでしょうか。

 以前Trio Glan Balalaikaを聴いて演奏の超絶ぶり、迫力に圧倒されたのですがこのTalismanはジプシーテイストもあってとてもおもしろく、気に入りました。

(一番下(3番目)の映画も強烈にかっこいいです。後半の草原でのダンスの動きがベリーダンスのようでもあるのが興味深いところでした。) 

投稿: えひ山 | 2008年1月25日 (金) 00時34分

>えひ山さん
初めまして。コメント有難うございます。
タリスマンですが、私が知っている限りでは英ARCから一枚出ています。上のリンクのうちのHPにも載せてあります。(現在品切れ中ですがバックオーダー可です)
映画の方は、私も初めて見ましたが、全編見てみたくなりました。ソ連とハンガリー国境ということですが、今だとウクライナとハンガリーの国境ですね。この辺りのジプシー音楽は、ハンガリーのAndo Dromとかがやっているような、牛乳缶の口を叩きながら歌うタイプにそっくりです。というか、もしかしたらあのスタイルはロシアまで国境をまたがってあるのでしょうか。ベリーダンス的なオリエンタルな動きも入ってきますね。

投稿: Homayun | 2008年1月25日 (金) 19時14分

 なるほど、ジプシー音楽ならではの広がりがあったのかもしれませんね。あのような映画が作られていたことも新鮮でした。

 ご回答ありがとうございました。

投稿: えひ山 | 2008年1月30日 (水) 00時35分

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