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2008年1月 5日 (土)

至上の「悲しき竹笛」

昨日は日本が誇るべきディーヴァの一人(と私は確信します)、奈良光枝さんの「悲しき竹笛」他、代表曲をアップしましたが、今日のビデオがまさにその近江敏郎とのデュエット(コロンビアトップさん、ジュエットって言ってますw)で、昭和46年の映像です。実はこの映像で、猛烈に奈良ワールドに惹き込まれたのでした。その後で昭和40年代のコロンビア盤を聞きました。

儚げに揺れる歌唱と、気品溢れる美しい立ち姿に驚愕しましたね。この歌手は一体誰?と。youtubeでは残念ながら映像がクリアではありませんが、何とこの映像、昨日アップされていました。何という偶然!

sabuichi67さんのナツメロ・サイト
http://www.youtube.com/profile_videos?user=sabuichi67

あの美空ひばりが、デビュー前にNHKのど自慢に出た時に「悲しき竹笛」を歌ったそうですが、「もっと子供らしい歌を」と言われ、鐘が鳴らなかったそうです。彼女の最初の大ヒットが「悲しき口笛」だったのは、その時の悔しさの表れではと言う見方もあるようです。

悲しき竹笛

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コメント

松の内「和」シリーズ、楽しく読ませていただきました。
「悲しき竹笛」いいですねえ♪好きな曲で篠笛でも吹いてます。
そしてやはり奈良さんの歌声に魅せられ....
特に母音の多彩さに驚愕!しきりです。

投稿: 笛吹khanom | 2008年1月 9日 (水) 00時06分

>笛吹khanomさん
コメントありがとうございます。いきなりナツメロを出して、どう思われているのかな~とか思っておりました。笛吹khanomさんの篠笛で是非今度聞かせてください。(謡いやペルシア詩の朗読もありますね)奈良さんのコロンビア盤は聞かれたことありますか? youtubeはありませんが、他にも良い曲が沢山あります。「嘆きの夜曲」とか「裕子の歌」とか、やはり哀しい歌が多いですが。しかし、この71年のデュエットは歌も音頭とブルースが混合したような伴奏も最高です。 
最近の日本の歌は、生み字(母音)の大切さを忘れてしまっているように思うので、若い人にどんどん見て欲しいですね。こういう叙情が日本から完全に失われてしまうのは寂しい限りです。
今日偶然に見かけた記事ですが、藤原正彦さん(「国家の品格」の著者)が、奥様を見初めた時に、恋焦がれていた奈良光枝に似た美貌だった・・というコメントを見かけて、思わず笑ってしまいました。

投稿: Homayun | 2008年1月 9日 (水) 01時01分

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