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2008年1月29日 (火)

フォーレとデュパルク

バルバラは当初クラシック音楽を学んでいたそうですが、その中で彼女のシャンソンにも少なからず影響を与えたのではと思われる、フォーレとデュパルクの作品を見てましょう。昨日参考文献に上げた「聴かせてよ、愛の歌を」のバルバラについての記事に、この二人の名前が上がっていました。(寄り道ついでに^^ 明日からはロシアへ戻ります)

フォーレは、ドビュッシーやラヴェルの先輩世代の19世紀フランスの作曲家。独特な詩情は他の作曲家作品では得られないものです。最も有名なのはレクイエムや、シシリエンヌ、パヴァーヌ辺りでしょうか。歌曲、室内楽を中心に名曲を沢山書いた人です。

デュパルクはセザール・フランクの弟子で、フランス後期ロマン派の伝統に立脚しつつ、静謐な叙情性をたたえた作品を書いた作曲家。寡作ですが、底光りを放つフランス歌曲の名品を残しました。その中で一曲と言われれば、筆頭に上がるのが「旅への誘い」でしょう。

Piatigorsky plays Faure Elegie  ピアティゴルスキー/フォーレのエレジー

カザルスとロストロポーヴィチの間の世代ではフルニエと並び立つチェロの名手。ホロヴィッツやハイフェッツなどとよく共演していた人です。映像は初めて見ましたが、演奏、フォーム(特にフィンガリング)とも実に美しいです。

グレゴール・ピアティゴルスキー(Gregor Piatigorsky) 1903-1976
ピアティゴルスキーはその甘美で詩情あふれる表現により「ロマンティック・チェリスト」と讃えられ、カザルス以降のに現れた20世紀最大のチェリストとの敬意を込めて「ロシアのカザルス」と例えられたチェロの名手。(ウィキペディアより)

Gérard Souzay, baryton Dalton Baldwin piano, H. Duparc  旅への誘い

デュパルクの歌曲「旅への誘い」。ボードレールの「悪の華」の一篇に付けられた名曲です。ジェラール・スゼーのバリトンとダルトン・ボールドウィンのピアノ。スゼーよりパンゼラがあれば良かったのですが、さすがにyoutubeは見当たりません。

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