« オデッサのクレズマー | トップページ | 聖書とディアスポラ »

2008年2月14日 (木)

グヤーシュのレシピ&アグネス

昨日の記事のコメントにも入れましたが、大きな間違いがありましたので訂正しておきます。ブルータスや月刊ミルトスではなく、音楽雑誌ラティーナや月刊ミルトス、でした。
大変失礼致しました。余りに昔のことで雑誌名を間違えていました^^;
当時スタジオヴォイスにもクレズマー関係の記事を書きましたが、あの頃はPCどころかワープロも持ってなかったので、データを見本誌から入力しなければいけませんが、それもいずれブログに復活させましょうか。CDデータは古過ぎて役に立ちませんが。

さて、今日のタイトルに戻ります。グヤーシュとはハンガリーの有名な煮込み料理ですが、去年の10月頃にマイミクのりーずさん(イランでセタール、タンブールの修行中)に、私家版グヤーシュのレシピをうpするという約束をしておりました。それをようやく今日実現しました^^;
このレシピは、指揮者の小林研一郎さんがTVの料理番組に出られていた時のもので、コバケンさんがハンガリーに留学している時にお世話になったというハンガリー婦人からの直伝グヤーシュです。

<Recipe>

Gulyas ・オリーヴオイルかラードで玉葱のみじん切りをよく炒める。
・玉葱が透き通ったら、人参の賽の目切りを入れよく炒める。
・次に塩、胡椒で下味をつけた鳥肉を入れ、白くなるまで炒める
・一度火を止め、パプリカのパウダーを入れ、よく馴染ませ(絶対焦がさないように!)、次にキャラウェイ・シードを入れて混ぜ、火を付ける。
・トマト(生よりカット・トマトとピューレが良いかも)を入れ、ブイヨンを注ぐ。勿論マギーとかでOK。好みで赤唐辛子少々入れても良し。
・最初強火であくを取ってから、ふたをして30分程煮込む。ジャガイモは煮崩れしないように大きめに切って早めに入れるか、賽の目に切って終わり近くに入れるか、それはお好み。
・皿に盛って出来上がり。(写真は材料大き目の時の自作品w)

※分量はいつも材料と相談しながらやるので書いていませんが、4人分の量に対してパプリカは大匙1杯、キャラウェイは小匙1杯位でしょうか。パプリカを多めに入れたほうが、赤い色が鮮やかに出て、味もオーチン・ハラショーです。(何故露語?w)
ヴァリエーションとして、一番最初にニンニクの微塵を入れて炒めたり、パウダーに加え生のパプリカの賽の目切りを入れたり、トマトを入れる前に赤ワインを入れるやり方もありますが、味はヘヴィーになります。その場合、コリアンダー・シードとクミン・シードを入れる作り方もありますが、これは当然エスニック風になります。コバケンさんヴァージョンは、ハンガリー家庭料理らしい、爽やかで飽きの来ない味わいです。キャラウェイが程よい爽やかさを演出しています。この寒い季節にはぴったりの料理です。キャベツも入れて、シチのようにしても美味しいです。是非お試し下さい。

・チキン・グヤーシュと言えば、映画「ストレンジャー・ザン・パラダイス」を思い出しませんか?w  
・吸血鬼ドラキュラの小説の中にもグヤーシュに似たパプリカ料理が出てきます。あれはビストリツァ辺りのトランシルヴァニア料理かも。

Herczku Agnes & Nikola Parov - Ha te tudnad

現在のハンガリー・トラッド界で活躍されているHerczku Agnes(アグネス・ヘルツクと発音するのでしょうか?)のビデオを一本上げておきます。この曲は余りハンガリーっぽくはないのですが、動画はこれだけのようです。Buda盤などで素晴らしい歌声を聞かせてくれた歌姫です。美形の多いハンガリー音楽界の中でもSzalóki Ágiと並ぶ美人歌手では。

|

« オデッサのクレズマー | トップページ | 聖書とディアスポラ »

ハンガリー」カテゴリの記事

コメント

アップお疲れ様でした!

グヤーシュはまだ食べたことがないのですが、やはりラードの風味は大きいと思われるので、現地では難しいですが、帰国後試してみます。
鶏肉の代わりにタラとかの白身の魚でもおいしそうですね。

投稿: りーず | 2008年2月16日 (土) 05時04分

>りーずさん
オリーブオイルでも十分に美味しいですよ。イランではラードはご法度ですよね。ドイツの煮込み料理Eintopfもよく作りますが、ラードが不可欠。ムスリムの友人がうちに遊びに来た時は、ヘット(牛脂)で代用しましたが、好評でしたw

投稿: Homayun | 2008年2月16日 (土) 19時34分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: グヤーシュのレシピ&アグネス:

« オデッサのクレズマー | トップページ | 聖書とディアスポラ »