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2008年2月22日 (金)

チェチェンからグルジアへ

さて、予告しておいた通りスラヴ世界の音楽めぐりを一まず置いて、今日からコーカサス山脈を南下し、グルジアの方へ行ってみましょう。ロシアではザカフカス(「ザ」は英語のTheではなくロシア語のзаで、「~の向こう」の意味)と言われてきた、グルジア、アルメニア、アゼルバイジャンです。
11月の北コーカサス特集の時に地図入りで概説しましたように、チェチェンはヴァイナフ、アディゲやチェルケスはサーカシアンという様に、コーカサス諸語のそれぞれのグループに属します。グルジアやグルジア北西部のアブハジアは単独グループのようです。同じ語族でも言葉はかなり違うようですが、音楽はというとこれがかなり似ている部分が多いと思います。先日もアップしたチェチェンの古い映画「ダイモク(祖国)」の別なクリップには、男声合唱や器楽もしっかり入っていましたので、今日はグルジアのクリップと対比させてみます。

the best chechen clip ever...daymexka lamnash..

チェチェンの古い映画「ダイモク(祖国)」から。これはやはり実に素晴らしい映像です。この音楽と景色を見ると、昭和45年頃の明治屋?のCM(日曜夕方のサンダーバードの合間に放映されていた)を思い出します。あの舞台はグルジアでしたが。
あれは確かヨーグルトのCMでした。グルジアの場所を地球儀を回して「ここですよ」と母が息子に教えるシーン。そこでグルジアのセピア色のモンタージュが出てきたのを覚えています。一つ違うのは、チェチェンでは山に樹木がほとんど見当たらないことでしょうか。
しかしグルジアは黒海に向いているのに、グルジア・ルーツのヨーグルトが「カスピ海ヨーグルト」と呼ばれるようになったのは何故でしょうか? 因みに、うちでは2002年から作り続けていましたが、昨年遂に駄目になってしまいました。

Georgian Legend - Satia

グルジアの民族アンサンブルのステージから。Satiaというのがグループ名でしょうか。ベース、ドラムが入っていますが、画像が綺麗なのと、パンドゥーリ(前に何度か話題に上った弦楽器)の合奏、後半では男声合唱も聞けます。意外にも伝統的なままの合唱クリップがほとんど見当たりませんので、今日はこの辺りで。

Ibereti - Qalav sicocxle

解説にgeorgian folk song - "Qalav sicocxle'とあります。この歌をテーマにした映像になっているのでしょうか。これも華やかな伴奏つきですが、興味深い映像です。リズムやメロディラインはもとより、伝統衣装、男性の被り物、山々の景色など、何と北コーカサスと似ていることでしょうか。

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