こんな合唱
昨日のドニエプル川を歌った合唱曲ですが、PLAYA SOUND盤で聞いた演奏とは、こんな感じでした。近い演奏を見つけましたので、今日はそれを。youtubeの星の数は当てにならないなと今回も思いました。昨日の曲は赤軍合唱団の演奏ではUkrainian Poemeとなっています。お持ちの方は是非ご確認下さい。作詞したシェフチェンコは、抑圧されたウクライナ人の悲しみを詩に表現したことで知られる19世紀の有名な詩人。
ウクライナのこの見事はポリフォニックな合唱は、やはりコサックの伝統合唱の影響のようです。民間でこういうポリフォニーが出来るなんて、羨ましい限りです。歌詞と相まって愛国的な調子を帯びている曲も多いのでしょう。PLAYA SOUND盤で指揮をしていたレフチェンコは、ソ連時代にウクライナの自由を歌った曲を指揮したため職を奪われたそうです。ペレストロイカ後に復帰し、件の録音を残しました。
На святого Миколая (part 5)
この盛り上がりですから、プログラムの最後か、アンコール曲でしょう。
На святого Миколая (part 2)
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