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2008年3月 6日 (木)

アルメニアへ

今日からグルジアの南隣のアルメニアに行ってみます。グルジア、アゼルバイジャン、イラン、トルコの4ヶ国に囲まれた国土の広さは九州くらいでしょうか。昔は国土がもっと広く、現在はトルコに含まれるアララト山もアルメニア領でした。この山は旧約聖書中のノアの方舟が流れ着いたという伝説で有名ですが、今でもアルメニア民族のシンボルとされています。
昨日の話の関連で言えば、アルメニアはインド・ヨーロッパ語族の中のアルメニア語派になり、アルメニア語だけで一つのグループを成しています。ヨーロッパの言葉のルーツの一つであるラテン語とインドのサンスクリットを比較する場合、間にアルメニア語を入れて比較するとはっきり繋がりが見えてくるそうです。イランのペルシア語も印欧語ですが、昔はアルメニア語がイラン語派に入れられていた時期もあったようです。
アルメニアは4世紀にキリスト教を国教に定めた古い文化を誇る国ですが、イスラームやモンゴル、トルコの台頭から後は悲劇の歴史が繰り返され、流亡の民として悲劇的なイメージが付いて廻ります。アルメニアに住んでいるアルメニア人は全体の何パーセントか分かりませんが、多分かなり低いでしょう。一方アルメニア人が住んでいない欧米の国はないのではと思われるほどです。(苗字の末尾に「イアン」が付く海外の有名人は枚挙に暇がありません)彼らが流亡の民のイメージだけでなく、商売と芸術に長けているという点では、ユダヤ人と似ているのかも知れません。
ビデオですが、まずは舞踊から見てみましょう。

Armenian Dance - Barekamutiun Dance Studio

男女のソリストによる舞踊。バックの歌ですが曲名を覚えていませんが、とても有名な歌だったと思います。ダブルリード管楽器のドゥドゥクと太鼓のドールの伴奏。典型的なアルメニア民謡の一曲です。

ARAKS KARAPETYAN - Tsirane Chaluia - www.HamovHotov.com

女性歌手ARAKS KARAPETYANの歌と、伝統舞踊。こちらも伴奏はドゥドゥクとドール。ドゥドゥクは、ドローン(持続音)とその上で動くメロディを2人の奏者が吹いています。これはまたアルメニア美人登場^^

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