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2008年4月11日 (金)

アゼルバイジャンの古楽?

今日の演奏は極めて興味深いもので、ムガームでは定番のように出てくるタールとキャマンチャは見当たらず、いかにも古めかしい弓奏楽器を初め、どこでも古い楽器の代表のような竪琴(ペルシアでは確かチャングという名でした)、中央アジアにいた頃の名残と見られるドンブラに似た弦楽器、ウードかバルバットの原型のような弦楽器、横笛やカーヌーンも現在のアゼルバイジャンではほとんど見ないのでは。衣装も古めかしい感じで、ピチョンくんのような白い帽子が何より特徴的です^^
キャマンチェ(この楽器はカマンと言うようです)奏者は、前にケマンチェ名人としてアップしたMunis Sherifovのようです。二本目は女性歌手が入ります。歌入り部分では、現在のムガーム演奏よりペルシア音楽寄りに聞こえるのが興味深いところです。

Traditional Azerbaijan Music - Rahab Rengi by Kaman

Qaragile Mugham by Nuriyye Huseynova

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