ナヴィッド・アフガー
今日はナーゼリー来日公演の際にトンバク伴奏していたナヴィッド・アフガーのソロ。ナーゼリーさんの伴奏の時とは打って変わったアブストラクトなトンバク奏法で、Club du Disque Arabe(ディスクアラブ社倒産のため現在は入手不可)からのソロ・アルバムでもこういう演奏を展開していました。映像で確認するのは初めて。肘で楽器を押して音程を変えるなど、特殊奏法のオンパレードです。レングなどペルシア的なハチロクのリズムにこだわらず、トンバクの可能性を探求している人のようです。様々なワールドミュージックとのコラボレートを繰り広げるケイヴァン&ビジャン・シェミラーニ兄弟などとは、また違った行き方。時々出てくるベーシックなトンバク奏法の鋭さと完璧なテクニックにも驚きます。
Tombak Solo ( by Navid Afghah)
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