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2008年4月29日 (火)

アフガンのホラサーン/タジク音楽

ホラサーンで数日見てきましたが、ほとんどがアフガニスタン側のクリップ。イランの方はほとんど見つかりません。Khorasan,とBakhshiで検索しても、ほとんど先日のハジ・ゴルバン・ソレイマニだけでした。Mahoorからバフシー関係はかなり出ているので、もっと見つかっても良さそうなものですが。今日のビデオもおそらくアフガニスタン西部のヘーラートか北部バルフ辺りのタジク族の演奏と思われます。(民謡歌手スィマ・ビナのクリップは色々ありましたので、明日以降にアップします)
楽器は、一本目がタンブールとザルバガリ、二本目がラバーブとタブラ、ザルバガリ、三本目はハルモニウム弾き語りにラバーブとザルバガリ。歌の節回しはかなりインド寄りに聞こえますが、打楽器はトンバクとタブラの奏法が混じったようなテクニックで、大変に興味深いものがあります。豊かな低音は間違いなくトンバクの影響でしょう。タンブールとのデュオはエキサイティングで、とても素晴らしいと思います。
古代のササン朝から近世のカージャール朝まで、ホラサーンは現在のイラン東北部のホラサーン州とアフガニスタン北部、タジキスタン(西部?)、ウズベキスタンのトランスオクサニア(アラル海に注ぐアム、シル両河川の間。現在もペルシア語話者が結構いるらしい)にまたがる大きな地方でした。現在もその共通点、相違点が色々見えて大変興味深い訳ですが、youtubeのおかげでこうして映像で確認できるのは嬉しい限りですね。
中世ホラサーン生まれのペルシア文化の特に名高い偉人を列挙してみました。ルーダキー(ペルシア古典詩初期の詩聖)、ルーミー、フィルドゥースィー(王書の著者)、オマル・ハイヤーム(ルバイヤートの著者)、イブン・スィーナー(アヴィセンナ)と、錚々たる顔ぶれです。

Tajikan--Yarane Khorasan 1 www.Tajikam.com

Tajikan--Yarane Khorasan 5 www.Tajikam.com

Dokhtar tajik

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