Taher Yarveysi
タンブール特集は一区切りと思っていましたが、昨日のコメントで、いつも大変にお世話になっているマイミクのりーずさん(イランにてセタール、タンブールの研鑽中)から「Taher Yarveysiもうpキボンヌ」wとリクエストいただきましたので、一日延長します^^ 因みに「うpキボンヌ」とはPC隠語になるのでしょうか、「アップ希望」の意味です。お分かりにならない方がいらっしゃったらいけませんので念の為。
さて、そのTaher Yarveysiさんについて、私は何も知りませんので、またりーずさんからコメント頂きましたら、後日うpするように致しますw 一本目がコンサート、二本目はヤーレスタンのアフレハックの何かの儀礼の際の映像でしょうか。ナーゼリーさんの音楽の背景やルーツを知りたい方にとっては、ピンポイントの場所です。二本目は全部で4本ありますので、ご興味のある方は再生後のリンクからご覧下さい。
06年にナーゼリーさんにインタビューした際、「Ostad Elahiは特別な人ではない、沢山いるオスタッドの一人に過ぎない」 と語っていましたが、確かにモーリス・ベジャール(モダン・バレエ振付師)やイェフディ・メニューヒン(ヴァイオリニスト)など西洋の巨匠たちの称賛を受けていたのがたまたまエラーヒだったということかも、と色々なオスタッドを聞いた今では少し思えるようになりました。その位エラーヒの存在は一部のファンの間で絶大だったと思います。
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コメント
うpありがとうございます!
この人、1319年(1940年)イラン西部のギャフヴァーレ生まれ、10歳の頃よりタンブール学習を開始、セイエド・ワリー・ホセイニーらに師事。
その後イラン各地はもとい、ベルリン、タジキスタン、イラクなどの海外公演を行っており、並み居るタンブールのオスタードの中でもその名実ともに素晴らしいものがあります。
確認できる作品はBeethoven Musicの「Majnouni」の一点ですが、闇で映像、音源がかなり出回ってます。印税はいらないと思われ、涙を誘います。
しかも本業は金物屋さん。しかもギャフヴァーレという小さな街の。音楽は金にならないのか。。。
投稿: りーず | 2008年4月 4日 (金) 01時29分