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2008年5月22日 (木)

ハメダンとバーバー・ターヘル+イランの地図

Photo イラン南部のバンダルアッバースは、まだまだクリップがありましたが、きりがないので今日は一気に北に飛んでみます。クルディスタンのケルマンシャーとサナンダジの東にある州、ハメダンの紹介ビデオ。州都のハメダン(ハマダンとも)は古代ペルシア時代の遺跡の残る古い町ですが、11世紀の詩人バーバー・ターヘルやアヴィセンナの廟があることでも有名。バーバー・ターヘルは四行詩(ルバーイー)で知られる神秘主義者にして托鉢僧、グノーシス主義者でもあったようです。当時はまだヘレニズム時代の遺産が生きていたということでしょうか。ルバーイーでは最も有名なオマル・ハイヤーム(ルバイヤートの著者)より先輩格の詩人。トルコ族支配時代だからでしょうか、廟の屋根のターキッシュ・ブルーがとても美しいです。以下バーバー・ターヘルの代表作2編。ビデオに一部対応しています。
*地図は「イランイスラム共和国」(イランイスラム共和国大使館1994年刊)より

丘のチューリップも七日の生命
小川のほとりの菫も七日の生命
町から町へと触れ廻ろう
「美女の誠も七日だけ」と

わが心はいつも火に満ち、目に涙
わが人生の壺に溢れるは悲哀
わが亡き後、わが墓を通れば
そなたの香りで生き返るわれ

黒柳恒男著「ペルシア文芸思潮」(近藤出版社)より

HAMEDAN

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