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2008年5月15日 (木)

ザーボルの音楽

今日はホラサーンとアフガニスタンに挿まれたバルチスタン(あるいはシスターン?)北部の町、ザーボルの音楽。
一本目のビデオの解説には両面太鼓のドールとサズ(ダブルリードのスルナ系管楽器のことか?)による演奏とあります。このザーボルという町は地図で見ると低地になっている所のようです。ワジが湖(ロプ・ノール湖のようなものかも知れませんが)に流れ込んでいるようですから、砂漠の中のオアシス都市かも。しかしこの辺りは色の黒い人が多いようですね。印象的な踊りと衣装ですが、例えばスーフィー音楽と関係があるかなどは不明。(詳しい方、情報をお待ちしております)イランと言うよりパシュトゥーンとかの南アフガニスタンに明らかに近いイメージです。
二本目は、この3日ほどずっと登場しているゲイチャクの演奏。ザーボル版の弾き語りです。これも素晴らしい!
三本目はこれらの民俗音楽に聞かれるような旋律を、ペルシア古典音楽のスタイルで演奏しています。ご当地の男性歌手とサントゥール少年でしょうか。テヘランの古典スタイルとは、かなり異なる感じで大変興味深いものがあります。

CHAPPE zaboli ba DOL-O-SAZ , I LOVE ZABOL jan

ahange zaboli ( moka me kenjake tono...)

ahange zaboli (shabastari)olang olang yar agha jan

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コメント

一曲目のダンスチューン。踊っているのはバローチ族のようです、パシュトゥーン族のダンス「アタン」と共通するバローチー民族舞踊「チャープchap」であろうと思われます。楽師はジプシー系の職能音楽家、笛はズルナ、太鼓はドールであろうと。アフガニスタンから流れ込むヘルマンド川、湖はヘルマンド湖です。私が行った春は水がありませんでしたが。二曲目も三曲目もバローチー民族音楽ではないと思います。

投稿: gwarix | 2008年5月17日 (土) 15時29分

>gwarix様
コメント有難うございます。専門のgwarixさんからコメントいただけると嬉しい限りです。
二曲目と三曲目は、ザーボルで検索して出てきたビデオですが、ザーボルの音楽家ではあっても、バローチーではないということなのでしょうか。
それから、ザーボルはセガーだけでなく、チャハールガーにもグーシェとしてありました。少し似たダストガーだからかも知れません。Mahmoud Karimiの歌で聞いてみると節はかなり似ています。この節はザーボルの民族音楽と関係ありと考えて良いのでしょうか?

投稿: Homayun | 2008年5月17日 (土) 22時37分

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