シスターンの楽士
シスターン(Sistan)はイラン東部のバルチスタンの一部に入るのだと思います。どこに位置するのか今ひとつはっきり分かりませんが。この3日くらい出っ放しのゲイチャクがやはり中心のようです。イランらしい八分の六拍子に乗って、カッワーリにも似た歌が演じられています。右の太鼓はフレームドラムでしょうか。こういう風に立てて叩くのは初めて見るような気がします。Mahoorからイラン各地のフレームドラムを取り上げたシリーズがありましたが、シスターンも一枚出ていました。
二本目はネイ?の演奏。こういう組笛はインド西部ラジャスターンの放浪芸人ランガやマンガニャールにも同類の楽器が見られます。一気にインドめいてくる音です^^
agange zaboli NEGARE MAN (gorouhe mahalli)
nei(flauto) 2 sar dar zabol jan
| 固定リンク
「イラン地方音楽」カテゴリの記事
- 各国のタンブール(トルコ、クルド)(2019.08.22)
- サズ タブリーズの場合 + 花火(2008.07.26)
- パリサー・アルサラーニのサズ(2008.07.25)
- タブリーズ点描(2008.07.24)
- タブリーズのタール名人(2008.07.23)
コメント