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2008年5月10日 (土)

ペルシアン・ヴァイオリン

ここでちょっとペルシア古典音楽のヴァイオリン演奏を見てみようかと思います。
古典音楽でも、古くはAbolhasan SabaやRokneddin Mokhtari辺りから音源がいくつかあります。もう少し後のParviz Yahagiも有名で、iTuneのRadio Darvishでも頻繁に耳にします。高音を好むペルシア音楽では繊細な旋律表現が可能な楽器ということで、昔はかなりもてはやされていたようですが、イラン革命後の伝統回帰からでしょうか、西洋的なイメージが付きまとう(ように思われますが)ヴァイオリンの演奏は、イラン本国では余り見かけなくなったように思います。同じ弓奏楽器でもケマンチェを持つ人が増えたかも知れません。
Loghman Adhamiと言う人のこの映像、どうでしょう、もしかしたら革命前かもという印象ですが、微妙ですね。Behzadのアーヴァーズを模すように伴奏する演奏はとても秀逸です。
なおヴァイオリンの調弦は、西洋式の(上の音から)e-a-d-Gの他に、e-a-d-A、d-a-D-G、e-a-E-Cという、バルバット以来のものと思われるチューニングも使われているようです。(ブルーノ・ネトル著/細川周平訳「世界音楽の時代」より) 4つ目などはC音まで下げられてヴィオラの音域までカヴァーしている訳で、そういう低音ヴァイオリンを確かによく耳にします。
しかし、昨日見たガシュガイの演奏家の方が西洋的に聞こえるのが何とも不思議です^^

Loghman Adhami Improvization vocalist Behzad

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