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2008年5月16日 (金)

Torbat e Jaamの音楽

今日はザーボル(後で思い出しましたがSegahのグーシェ名にZabolというのがありました)から北に上がったホラサーンのトルバテ・ジャーム地方の音楽。北ホラサーンになるようですが、どの辺りか今ひとつ不明。首都のマシュハドよりは南になるようで、かなりアフガニスタン寄りでは。この地方の音源はドタールの名人芸を収めたCDがMahoorからも出ていますが、今日の一本目のようにドタール合奏(ダフ伴奏)は珍しいように思います。クルドのタンブール合奏を思い出させる図ですが、イランの東と西では大分感じが違います。

明日からは南イランに移動する予定です^^

ahange torbati . torbati music

concerte musighi torbati ba lebase mahalli va aganghaye ziba
コメント欄に以下のように出ていました。アフガンで最近生まれた曲(Ahmad Zahir作曲)で、歌詞はサアディの詩のようです。これはなかなか印象的な良い曲。
This is Ahmad Zahir's song, a famous afghan musician , a legend who was killed 30 years ago. It's Saadi's poem: "I told myself, if you ever come, I will tell you about all my sorrows, but now what can I say, all my sorrows are gone, as you have come"

Avaz - Torbat Jam

A men's dance from Iran, Torbat Jam simulates battle. This version is performed by Anthony Shay's Avaz International Dance Theatre.

Jahanshahi, "Navaie"

Anoush Jahanshahi's sehtar and Torbat e Jaam song

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コメント

久しぶりにゆっくり聴いてます

『ザーボルの音楽』よりはすこし大人しく聞こえるのは、使用楽器の違いのせいカナ?『ザーボル・・』のあのバグパイプちっくな(全然違うけど)音とクルクル踊り回る姿が、見てるだけでも気分をハイにさせられました

でもこのページでは何だかホっと一息~
残念ながら何故かダンスのビデオが途中までしか見れなかったですけど音楽は日本人受けしそうな気がします

投稿: ちまき | 2008年5月17日 (土) 22時29分

>ちまきさん
トルバテの音楽はかなりの技巧的なドタール・ソロもありましたが、ドタール合奏で聴かれるような熱情と哀愁味は確かに日本人の琴線にも触れてくると思います。私はナーゼリーさんのMotrebe Mahtab Rouという名曲を思い出してしまいました。
一方確かにザーボルの方は、いかにも砂漠の音楽で、その熱さは日本人の感覚と大分隔たったてるかも知れませんね。

投稿: Homayun | 2008年5月17日 (土) 22時50分

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