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2008年6月10日 (火)

マスード・シャアリのエスファハーン

さて、数日寄り道しましたが、イランの音楽に戻ります^^  エスファハーンの地方音楽というのはやはり見当たりませんので、今日も古典音楽のクリップを上げておきます。
セタール奏者のマスード・シャアリですが、アリザーデの少し下の世代位だったでしょうか。倒産した仏Club du Disque Arabe(AAA)からソロ・アルバムがありました。最近はネットラジオのRadio Darvishでもよく彼の演奏を耳にします。実にブリリアントなプレイと言いましょうか、粒の揃った音がきらきらと美しいですが、ここで演奏しているのはエスファハーン。この哀愁味溢れる旋法が、幾分華やかに聞こえます。トンバク伴奏はPejham Akhavas。ナーゼリー親子との共演も多い若手名手です。
2本目はシャアリがデルロバという弦楽器を演奏している映像。この楽器の低音の豊かな音色は、レバノンのブズクにかなり似て聞こえます。特にベース音の動きがブズクにそっくり。どこか脱ペルシアなイメージに聞こえて、興味深いものがあります。この楽器、創作楽器か復元楽器か、どちらになるのでしょうか。詳しい方、情報をお待ちしております。m(_ _)m

Massoud Shaari

Massoud Shaari Plays Delroba

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コメント

ようつべが見れないので正確なことはいえませんが、
ウードを一回り小さくしてネックをつけたものでしたら
おそらくそれは創作楽器だと思います。

とはいえ、ずいぶん古楽器からヒントをもらってはいるようです。
ちなみにアリザデさんがよく使うシュールアンギーズも、アゼルバイジャンの革張りコプーズに形状は酷似しておりました。

ペジュハムさんまだ20代かー。がっくりきます(笑)

投稿: りーず | 2008年6月11日 (水) 02時21分

>りーずさん
ウードのような棹の短い形ではなく、トルコのタンブールを小ぶりにしたような長い棹の弦楽器です。サッラーネにも少し似ています。ディルルバというと南アジアの擦弦楽器を思い出す名前ですが、全く別系統だと思います。お見せできないのが残念です。
Pejham Akhavasさんは、声楽のプーリア・アハヴァスの兄弟とかなのでしょうか?

投稿: Homayun | 2008年6月11日 (水) 23時40分

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