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2008年7月18日 (金)

サハラのトゥアレグ族

今日は行きたかったコンサートの3日目、<東京の夏>音楽祭トゥアレグの伝統音楽の日でした (ToT)
サハラ砂漠の遊牧民トゥアレグを含む北アフリカのベルベル人は、一昔前の分類であるセム・ハム語族のハム系に分類され、人種的には黒人とアラブの混血のようにも見えます。彫りの深いアラブ風の顔立ちですが、色は黒人並に黒い独特な面立ちの人が多い地域です。音楽においてもアラブとブラック・アフリカの両方の要素を感じさせながらも、彼ら独自のグルーヴを持った音楽を伝承してきました。近年「砂漠のブルース Desert Blues」の題でコンピレーション盤が出るほど内外で話題になってきましたが、特にエレキギターを上手く伝統音楽に組み込んだマリのトゥアレグ・グループ、ティナリウェンの来日で一気に知名度を増したように思います。今年の<東京の夏>でやってくるのはティナリウェンのようなプロとして内外で活動する人たちではないのかも知れませんが、それだけによりピュアなトゥアレグの歌やリズムが聞けるだろうと思います。
トゥアレグの住む場所は、古代の壁画で有名なサハラ中央部のアハガル山地の周辺。国で言えばマリ北東部、アルジェリア南部、ニジェール北部、リビア南西部にまたがっているようです。そのためにアラブに入れるべきか、アフリカに入れるべきか、ワールドミュージックの売り場担当者は頭を悩ませるのでは?^^  当店のHPではアフリカアラブ・マグレブに分けて入っています。余談ですが、パリ・ダカール・ラリーのルートは、トゥアレグの居住地域にも少しかすっているかも^^ 
以下にビデオを4つ揃えましたが、いずれもマリの音楽家でした。アルジェリアや他の国のトゥアレグ音源は仏Al Surの5枚シリーズ(廃盤)位でしょうか? また、チラシなどに表記がなかったように思いますが、今晩の出演者もマリのトゥアレグ人でしょうか?

Touareg song

女性の伝承する歌。甲高いユーユーは、この辺が本場でしょう。この野生の味わいこそトゥアレグだと思います。This is a traditional unison touareg song sung by the women in Essakane Mali.

Touareg music

来日してお馴染みのマリのトゥアレグ・グループ、ティナリウェンの映像。エレキ楽器をメインに、西アフリカのジャンベをどんと据えた斬新な演奏。

Tartit in their Tent, Festival in the Desert 2004

ティナリウェンと並んで日本でも有名になってきたトゥアレグのグループ、タルティートの演奏。彼らは伝統楽器のみで奏でています。弦楽器の音階と低くこもったような腹に響く音は、モロッコのグナワで使われるギンブリにそっくり。

Danses folkloriques de Tombouctou

これはマリ中部のトムブクトゥーでの映像。ここまで来るとほとんどブラック・アフリカ。というかこれはベルベルの影響を受けたブラック・アフリカの芸能でしょうか。

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