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2008年7月22日 (火)

アゼルバイジャン本国とタブリーズの比較

アゼルバイジャンの音楽ですが、本来は一つだったはずですが、イランではよりペルシア音楽の影響を受けたかも知れないし、本国では名前だけ(-vや-vaが苗字の最後に付く点)でなくロシア化した部分もあったのでは、と思われます。
今日の1本目はアゼルバイジャンの演奏家の映像のようです。ごく最近アップされたもので、どうも「ライラとマジュヌーン」(何度も出てきているので説明は省略しますが)をテーマにしていると思しき男女の歌手のステージ。物語が悲劇的な様相を帯びる前なのでしょうか、妙に明るい二重唱です。
2,3本目はイラン北西部のアゼルバイジャン州の州都タブリーズのムガーム演奏家。どこがとはっきり言い難いですが、どこかがペルシア音楽寄りになっているように聞こえます。ダルアーマドのような静かな歌いだしからそう感じますし、節回しがよりイランのタハリールに近寄っているように思えます。
しかし4本目になると、コーカサス的な面(男性舞踊の動き全般)が、イラン側にも残存しているように見えます。
今後どういう変遷を遂げるのか、興味深いところではあります。

Güllü Muradov - Abgul Mirzeliyev , layli majnun

Nice Azerbaijan Mugham from Tabriz 1

Nice Azerbaijan Mugham from Tabriz 2

Tabriz Azerbaijan

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