サズ アゼルバイジャンの場合
サズの演奏、アゼルバイジャン本国の場合を見てみます。例のazerimusicから。前半がEdalet Delidagliのサズ、後半がMehri Arifqiziのカマンチャ。
カマンチャも割りとそうですが、サズの方は弾く姿が非常に動的で表情豊か。これはアリム・カシモフのオーバーアクションではと思える位の動きと対応しているようにも思えます。サズの独奏ですが、歌が聞こえてきそうな程。そういう風に演奏するべきでしょうし、そういう伝統があるのでしょうか。トルコ系民族はその傾向がどうも強いように思います。
例えば、後日廻る予定ですが、キルギスのコムズの演奏でも曲芸のような演奏を見て、驚いたことがあります。そういうのは、CDで聞いている限り分からないですね。前にアップしたカザフのドンブラ弾き語りなども、浮き立つように演奏される、非常にエモーショナルなものでした。
一方トルコ本国はと言うと、余り動かず小難しい顔をして演奏しているアシュクが多いように思います。一番西まで行ったトルコ人は、故郷の騎馬民族本来のリズムから遠ざかっている、ということなのでしょうか。トルコのアシュクの歌の場合、内容的にスーフィズムと絡んでいたり、政治的アジのようなものを含んでいたりするようなので、なかなか素朴な律動とは行かないのかも知れませんが。
National Azeri Saz and Kamancha Music! Super!
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