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2008年7月28日 (月)

キルギスのコムズ

さて、今日からイラン・シリーズを離れて、中央アジアのトルコ系民族のクリップを見ていくことにしたいと思います。
まずは昨日、「曲芸的な演奏」というコメントを入れましたので、キルギスの代表的な弦楽器コムズの演奏から。フレットレスの3弦で弦はナイロンでしょうか、基本的には柔らかい音色ですが、騎馬民族的な跳ねるようなリズムを聞かせます。興が乗ってくると、ビデオのようにありとあらゆる曲芸的な演奏が始まります^^  3弦とは思えない超絶技巧ですが、基本は同じ作りですから三味線でも出来るのでは。南九州のゴッタンのような板三味線なら皮の割れる心配もないので可能かも知れません。コムズが音程を限定しないフレットレスという点について、とても魅力と可能性を感じるのは私だけでしょうか^^
キルギスでは、中央アジア的な音階が多いかと思うと、ロシア民謡風な7音音階の短音階もかなり見られるのが興味深いところ。中央アジア広しと言えども、多分キルギスだけだと思います。先日Phewの時に触れたアフターディナーのレパートリーと言うのは、そのロシア的にも聞こえるような哀愁の節でした。前々回のキングのワールドミュージックライブラリーに、キルギスの器楽(キュ)と歌(ウル)が分売でありましたが(新シリーズでは2枚組みで再登場)、そのウルには残念ながら含まれていませんでした。

komuz

ワールドミュージックの動画サイト、モンドミックスから。フランス語の字幕が貴重。

[Calgi Atölyesi] Komuz

コムズの製作風景と女流演奏家の演奏と解説。

Komuz khomus

若手名手、でしょうか? 素晴らしい独奏。

komuz et chant

アマチュアの演奏家のようですが、ここで歌われているのは上記の短音階の歌。少しアフターディナーの歌った歌にも感じが似ています。

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