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2008年8月 3日 (日)

ウイグルの舞踊とムカムの各部分

さて今晩は、ウイグルのダンス・クイーンTursunay Ibrahimjanさんの舞台映像。いわゆる胡旋舞として知られた踊りといえば良いでしょうか。1本目は少しポップな感じですが、2本目はムカムはどれか分かりませんが、ムカムのマシュラップの歌唱で踊っているようです。マシュラップとは、イランで言えばレングなどの伝統的な舞踊曲に相当するようです。一方音源で聞ける演奏は、チョン・ナグマ(チョン・ナグメとも)の各部分が多いように思います。やはりムカムの中核はチョン・ナグマ部分のようです。

ムカムの形式ですが、先日リンクを載せた鷲尾さんのサイトによると以下のようになっていました。(ウイグルの初日に英文で入れた内容と重複しますが)

一つのムカムは、大きく分けて以下の3つの部分に分かれます。
Ⅰ チョン・ナグマ部 (Chon Naghma)
Ⅱ ダスタン部分 (Dastan)
Ⅲ マシュラップ部 (Mesrap)

それぞれは交響曲の楽章のようにイメージすると近いそうです。
そして、それぞれがまたまた以下の細かい曲に分かれています。

チョン・ナグマ部(Chon Naghma) 字義的には「大曲」の意
①バス・ムカム(Bas)   
*ムカム・ベシとも。イランのダルアーマドに相当する、導入の無拍の部分  。(北インドならアーラープでしょうか) タンブールか擦弦のサタールで、ゆったりと伴奏され、好んで歌われる歌詞は、ニサーハーンやナヴァーイー、クドルハーンの詩句。以下は有拍の歌曲で、間にメルゴルと呼ばれる器楽の間奏曲が挿入される。(昨日のチャシュムの記事より)

②ヌスカ(Nuska)    
③タイゼ(Tazi)    
④サリクァ(saliqa)    
⑤ジュラ(Jula)    
⑥セネム(Senam)    
⑦タキット(Takit)

ダスタン部分(Dastan) 物語、叙事詩(歌と器楽による)
①第1ダスタン
②第2ダスタン
③第3ダスタン・・・

マシュラップ部(Mesrap) 舞踊曲(歌と器楽による)
①第1マシュラップ
②第2マシュラップ
③第3マシュラップ・・・

Dance queen Tursunay Ibrahimjan

Dance queen Tursunay Ibrahimjan (2)

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