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2008年8月20日 (水)

『若い王子と王女』 シェヘラザードから

昨日ウイグルのHushtarのリンクの中に、非常にビックリした一本がありました。Hushtarの古形Qushtar(鶯の弦)の「ウグイス」でペルシアに繋がったのだろうと思います。イラン関係になりますが、ちょっと一日寄り道します^^  

演奏されているのは、ロシア19世紀の作曲家リムスキー=コルサコフの交響組曲「シェヘラザード」の第3楽章です。アラビアン・ナイト(千一夜物語)の中のロマンティックな部分をそのまま曲にしたような名曲で、確か何かのCM(浴槽?)にも使われていたと思います。これ程、エキゾチックさと甘美さが同居した旋律も珍しいと思います。日本の童謡名曲「月の沙漠」的なイメージをロシア人が曲にすると、こういう感じになるという、ピッタシカンカン(ちょっと古いかもf(^^;)な曲のようにも思えます。

その曲を、何とヒジャーブを被ったイランのレディース・オーケストラと合唱が演奏しています。演奏の上手い下手ではありません。これは凄いクリップだと思います!w  大分前にCDでもイランのオーケストラがシェヘラザードを演奏している盤があって、ウルドゥー語&ペルシア語がご専門のW大学のM先生と盛り上がったものでした。その白眉の部分のビデオの登場ということで、少々興奮気味ですが w f(^^;  

余談ですが、この第3楽章の中間部はイランの8分の6拍子の伝統舞曲レングのリズムになっています。そこではタールやサントゥールも加わっています。ケテルビーの「ペルシアの市場にて」の中間部が、実際は中国風だったのとは大違いで、さすがペルシアと接するロシアの作曲家による曲だなぁと感心します。この辺のことは、13年前の雑誌エトセトラへの拙稿でも書きました。

shahrzad symphony by ashraf orchestra

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