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2008年8月18日 (月)

ウイグルのタジク音楽

昨日の一本目の「中国の反対側の端」のビデオについて、お二人からコメントいただきまして(コメント自体は昨日の記事を見ていただければと思いますが)、やはりウイグルのタジク色の強い音楽、またはもっと一般的なウイグルの踊りの歌のどちらかだろうということが分かりました。カシュガルではなく、天山南道の町ホータンの歌だそうですが、天山北道のクチャの西にあるアクス辺りでも親しまれているリズムだそうです。タクラマカン周辺の天山南路(註)だけの音楽なのかどうか、そこまでは明確ではありませんが、やはり12ムカム系の音楽ではないように思います。しかし、昨日はウイグル人ではないのでは?とまで疑ってしまいまして・・・。 m(_ _)m  
ウイグルも南の方では身に付けるものの雰囲気が変ってくるようです。タジクの影響に比例して、人々の顔立ちもアーリア(イラン)系の、より濃い顔になってくるようです。昨日の一本目が本当にトランス音楽かどうかは分かりませんが、タジキスタン東部バダフシャン地方のトランス色が強いスーフィー音楽に似ている感じも確かにあります。

今日はタシコルガン辺りのタジク音楽を2本。1本目はクリッタさんから教えていただいたビデオ。これはバダフシャンの音楽に酷似しています。2本目は中国の竹笛による演奏ですが、この辺りの音楽の特徴をよく出していると思います。ビデオの解説が漢字なので余計に、人々の衣装や音楽に独特なエキゾチズムを感じてしまいます。舞踊は数日前にもアップしましたが、あれもタシコルガンでした。タシコルガンはカシュガルから250kmほど南下した所にあるパミール山中の町で、タジキスタンとの国境のすぐ近く。更に250km余りパミールを越えて南下すると、カシミール地方の秘境ギルギットが近くなります。この辺りは本当に面白い所です。

註) ちょっとややこしいので註を入れました。 以下の引用ページ 
かつてのシルクロードは三本あったとされている。天山山脈の北側にあったのが 「天山北路」、同山脈の南側を通っていたのが「天山南路(北道)」、タリム盆地の南端を通っていたのが「天山南路(南道)」。ウルムチは天山北路の沿線 に、トルファンは天山南路(北道)の沿線に、タリム盆地の最西端にあるカシュガルは天山南路(北道)と天山南路(南道)の合流点にそれぞれ位置していた。

Taxkorgan Tajik folk music

Tajik Music - Spring In The Pamirs

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