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2008年8月10日 (日)

ウイグルのタンブール

前にドゥタールのビデオはアップしましたが、タンブールがなかなか見つかりませんでした。この5弦の弦楽器も12ムカム演奏の主要楽器。ようやく数本見つけましたので、それを載せておきます。新松戸祭のウイグル屋台でも毎年ニヤズさんの演奏で耳にした楽器でした。棹がもの凄く長くて、先までは手が届かなさそうですが、ハイポジション中心に演奏する楽器のようです。右手のメズラブ(撥)さばきは、この楽器独特な動き。
1,2本目はTahirjanという男性の演奏。民謡的な曲のように思いますが、特に一曲目はトルコのウシュクダラに似た感じで、懐かしげで親しみやすいのでは。2曲目は邦訳すれば「鶴」でしょうか。ダゲスタン・ルーツでロシア民謡として有名な鶴とは別。3曲目はモダンなアンサンブル伴奏での演奏。合唱の合間の独奏でしょうか。4曲目は学生のデモ演奏でしょうか。決まってます^^
この楽器、胴が小さいからでしょうか、ドゥタールほど響きが豊かでない分、独特な侘び寂びのようなものを感じる楽器です。5本目に対比のために、もう一度ドゥタールの演奏(弾き語り)を載せておきます。あなたはどちらの音色がお好きですか?

Bahar Saylisi - Uyghur (Uighur, Uygur) Tambur performance

Cranes

Nurmuhammat Tursun:-Dil kuyi (Tambur)

Uyghur Tambur Music

Uyghur Dutar

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コメント

 こんばんは。この首長タンブール、「新シルクロード」のオープニング映像で荷車に腰掛けた老人が子供に弾き聞かせていたものではないでしょうか?(たしかあれは弓奏していたような気がしますが)
 低音の感じが独特ですね。(こういったプロポーションをした楽器の例が少ないからでしょうか?)響きのバランス感で言えばドタールかなあとも思うのですが、しかしなぜにここまで首長になったのかという経緯も興味深いです。

 先日イランから帰国中の北川さんのタンブール演奏を聴いたのですが見事なトレモロ技法と曲のノリに感服しました。ついこのあいだ向こうに渡ったかのように思っていたのにここまで身に付けておられるとは…。すごいです。
(ウイグルのタンブールとは奏法からなにから違うのですが同名つながりということで…) 
 

投稿: えひ山 | 2008年8月12日 (火) 00時23分

>えひ山さん
コメント有難うございます。
済みません、新シルクロードのシーンははっきり覚えてないです。もう一度見てみます。弓奏している方だと、サタールでしょうか? 今日の記事にアップしておきました。弾くか弓奏かの違いで、本体はタンブールとそっくりに見えますね。サタールは実物を見たことがないです。
ドゥタールは、サズやクルドのタンブール、レバノンのブズクなどに音が似ているように思います。ドゥタールの方が音が大きそうですが。ウイグルのタンブールは共鳴弦があって、それが独特な余韻を生んでいるようです。youtubeでは分かりにくいですが。
今日のビデオの通り、トルコ、ウイグルとも、手が届かない程に棹の長い楽器が結構見られます。トルコ系の音楽の表現にぴったりの面があるのでは。興味深いポイントだと思います。
北川さんのタンブール、聞きたかったです。一時帰国の間に上京できれば良いのですが。

投稿: Homayun | 2008年8月12日 (火) 23時40分

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