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2008年9月 9日 (火)

2人のシルクロード・ディーヴァ

ウズベクを回っているからには、ポップスの方も取り上げない訳には行きません。youtubeを見ていても、上位に上がっているのは大体ウズベク・ポップスで、シャシュマカームのような渋くてかつ良質な古典音楽演奏の映像を見つけるには、根気の要る発掘作業が必要ですf^^;

ゴルバチョフのペレストロイカ後からソ連邦解体と続くダイナミックな政治状況の変化の波の中、ウズベクのポップスも段々盛り上がってきて、徐々に海外にまで知られるようになって来ましたが、まず今日の1,2本目に上げるナスィバ・アブドゥラーエヴァが登場し、続いてユルドゥズ・ウスマノヴァ(ロシア語式にアクセント場所を伸ばして書くならウスマノーヴァか?)がポップス・シーンを賑わし、今では両者とも20年以上のキャリアを誇るヴェテラン歌手ということになるのだと思います。

特にウスマノヴァは2007年にキング・レコードから発売された「世界のディーヴァ」シリーズの一枚に加えられ、「シルクロードのディーヴァ」では初めて日本盤として登場しました。アブドゥラーエヴァのプロフィールはよく知りませんが、ウスマノヴァはタシケント音楽院の伝統音楽専攻科を卒業しているそうで、なる程の歌唱力です。キング盤では古典的な香りの強い歌がありまして、じっくり聞くとゾクゾクっとくるようなコブシを聞かせてくれていましたが、youtubeにはなかなかそういうのが見当たりません。西洋風なポップでダンサブルな曲がほとんど。ですので、とりあえずアザーンとCGで始まる曲などを上げておきます。アブドゥラーエヴァも、その歌唱の巧みさ、味わい深さから察するに、ウズベク古典音楽の素養のある人だろうと思います。因みに、ユルドゥズとは星(スター)の意味で、ウスマノヴァはオスマン(ウスマン)をロシア式に女性名化したという、芸能人らしい非常にインパクトの強い名前と言えるように思います^^

Nasiba Abdullaeva

Nasiba Abdullaeva

Yulduz Usmonova_-_Rasululloh

Yulduz Usmanova

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コメント

ブログを読んで、思わず2人のCDを聴いてしまいました。古典や民謡もいいですが、ポップスも捨てがたいですね。これまで、ナシバ・アブドゥラーエヴァの方が年下だと思い込んでいましたが、実際は逆で、彼女は1961年サマルカンド生まれ、ユルドゥズ・ウスマノヴァは1963年マルギラン生まれでした。ナシバは、多くの芸術家を出したアブドゥッラー・カーディリー記念タシュケント国立文化大学の出身だそうです。ナシバのCD『Samarkand』を聴きながら解説を読んでいたら、ある曲の作詞者にロシェル・ルビーノフの名がありました。同姓同名の可能性がないとはいえませんが、あのロシェルなら、彼女とどういうつながりがあるのか知りたいですね。

投稿: hasuge | 2008年9月10日 (水) 16時43分

>hasuge様
ポップスの方も、その多様さに魅了されました。美しい節と声で、しかも美しい容姿・・。ロシェル・ルビーノフの件は、興味深いお話です。あの煌めく様なタンブール伴奏で彼女らの歌が聞けたらと、想像するだけでも楽しいです^^

投稿: Homayun | 2008年9月11日 (木) 00時53分

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