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2008年9月27日 (土)

アシュラの二重唱

若手ウズベク古典音楽の宝庫Uzbek musicから、3日目はKatta Ashulaの二重唱。ウズベクの古典音楽の一種のようですが、詳細が今の所不明です。
アーシュラーと言えば、イスラーム暦の1月(モハッラム月)第10日に、シーア派第3代イマーム・ホセインのカルバラー(現在はイラクの都市。シーア派の聖地)での殉教を悼んで行われる宗教的行事、というのがありました。アーシュラーという言葉はアラビア語の数字10に相当する単語、「アシュラ」(兄弟言語のヘブライ語だと「エセル」と、そっくり)に由来。(以上の「アーシュラー」についてはEthnomaniaのellyさんからの情報)
Large Songという訳語が当てられている記事もありましたが、上記のアーシュラーとは全く関係のないジャンルなのかどうか、どなたか情報をお待ちしております。m(_ _)m 

皿のようなものを口の前にかざしたり扇いだりしながら二人で歌う様は、非常にユニークで、古典音楽と言いながらも、宗教歌的な感じがあります。これまで聞いてきたウズベク古典声楽とはかなり雰囲気が異なります。Smithsonian Folkwaysから出ていたブハラのCDには、イスラームとユダヤの宗教歌がそれぞれ収録されていましたが、Katta Ashulaは、どこかユダヤの方にも似て聞こえます。今日のところは、大変に興味深い無伴奏二重唱ということで、詳細不明のままアップしておきますf^^;  Uzbekistan classic music called Katta Ashula performed by O`ktam Ahmedov and Shavkat Matyakubov.

Katta Ashula 1 "Topmadim"

Katta Ashula "Derlar"

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コメント

ashulaは、ウズベク語の普通名詞で「歌」の意味です。シーア派宗教儀礼のアーシューラー‘āshūrāとはまったく関係ありません。Katta Ashula(kattaは「大きい」の意)は、音量調節の効果をねらって皿を口にかざしつつ無伴奏で歌う歌のジャンルで、宗教歌とは関係ありません。

投稿: shay | 2008年9月28日 (日) 01時31分

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