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2008年9月 2日 (火)

ウズベキスタンのシャシュマカームと舞踊

今日からウズベキスタンの音楽を巡ってみようと思います。ウイグルと並んで、シルクロードの中心地のイメージが強いウズベク。ウイグルが東トルキスタンと呼ばれるのに対し、西トルキスタンはウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギスタン、カザフスタン、タジキスタンを指します。イラン系のタジキスタン以外は文字通りトルコ系民族の国々ですが、ウズベキスタンは古来トランスオクシアナとも呼ばれ、その頃はウイグルの時にも出てきたイラン系のソグド商人が活躍した土地でした。その後アラブ人、トルコ人、モンゴル人が順に進出後、14世紀にはティムール朝が興り、音楽で言えばその頃にイランのマカームの伝統が伝播したようです。シャシュマカームは18世紀頃から基礎が固まってきたようですが、直接的にはティムール朝の後に興ったブハラ・ハーン国の宮廷音楽の流れを汲むものです。(参考文献:イラン協会機関紙「チャシュム」2002年6月号 柘植元一氏の「イラン音楽への招待」第49回)

まずはウズベクの古典音楽から。ウイグルの旋法体系は12ムカムでしたが、ウズベクはシャシュマカーム(あるいはシャシュマコーム。ペルシア語でシャシュは6つの意味)で、6つになっています。それぞれが包含する異なる旋法の複合体を意味しているようですから、どちらのマカーム体系が豊かだとか複雑だとか、一概には言えないようです。それぞれのマカームが、旋法だけでなくレパートリー自体をも指すというのも共通しています。
私は昔から典雅で悠揚迫らぬウズベク音楽の大らかな表情が大好きで、多分世界中のFavorite音楽の5本指に入ると思います^^  音源情報 youtubeにも良い物があると良いですね。

Ozbekce Video - Uzbek Music (7)

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