フェルガナのシルク (タンブール伴奏)+la ilahe illallah
ウズベクがシルクロードの地たる所以である、絹織物製造過程のビデオ。こういう虫が苦手な私は、最初の辺りでは画面を直視できませんが(笑)、フェルガナのシルクということなので、フェルガナでもシルク生産が盛んなようです。冒頭以外は本場の絹織物の類稀な美しさを確かめられる内容かと思いますf^^; 前半のバックに流れているタンブールの流麗なソロが素晴らしいです。
2本目はフェルガナの女性アンサンブルによるイスラーム宗教歌。ラー・イラーハ・イッラッラー(アッラーの他に神は無し)と歌われています。アラブの同様の歌と比べると独特な幽玄美が感じられます。しかし、いずれにしても女性が歌っていることは珍しいと思います。
Silk in Ferghana
From silkworm to finished fabric: a tour of a silk factory in the Ferghana Valley in Uzbekistan in 2003.
women's ensemble of fergana-"la ilahe illallah"
from the album "a musical journey through uzbekistan: from samarkand to buhara" - women's ensemble of fergana singing "la ilahe illallah". the same track is in the collection albums "voices from long distance" and "sufi soul".
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コメント
一本目のバックに流れているタンブールはトゥルグン・アリマトフ師の演奏で、その名も「ムナージャートMunojot」という曲です。
投稿: shay | 2008年10月 2日 (木) 00時19分
>shay様
いつも情報を有難うございます。遅レスで済みません。m(_ _)m
トゥルグン・アリマトフでしたか! それは驚きです。どこにも演奏者・曲名等書いてなかったと思いますので、聞かれただけでお分かりだったのですね。凄いです。装飾音と余韻の素晴らしさは、やはり格別だと思いました。
ムナージャートは、ユルチエヴァのOcora盤の一曲目にもありましたが、同じ曲でしょうか?
投稿: Homayun | 2008年10月 3日 (金) 13時26分
「ムナージャート」は、ウズベキスタンでは非常に有名な曲で、いろんな人がそれぞれのバージョンで演奏しています。ヨルチエヴァのOcora盤の一曲目も同じ曲です。トゥルグン・アリマトフ師の演奏は非常に独特ですし、たまたま同じ音源を持っていましたので、それとわかりました。
投稿: shay | 2008年10月 5日 (日) 01時51分
>shay様
いつも有難うございます。
同じ曲とはすぐには分からない程ですね。
あの細かい前打音的装飾と音揺れには本当に魅了されます。音源というのは仏Ocoraから出ていた彼の単独録音のことでしょうか? (現在手元に無くなっておりまして・・)
投稿: Homayun | 2008年10月 5日 (日) 11時43分
Ocora盤には、この曲は入っていません。かつて私の知人が、今は無き新世界レコードでトゥルグン・アリマトフ師のソ連時代のLP盤を手に入れ、それをダビングさせてもらった中に入っていました。
投稿: shay | 2008年10月 6日 (月) 01時58分