吟遊詩人Mir Maftoon
今日のMir Maftoonは、おそらくアフガニスタン側のタジク(バダフシャン?)系音楽家のようです。ドタール弾き語りの若手吟遊詩人の一人と思われます。一本目では故マスード将軍が出てきますが、彼の偉大な業績を讃えている内容では。荒削りながら直に訴えかけてくる弾き語りと、「世界の屋根」の美しくも神秘的な風景がマッチしていて実に素晴らしいです。伴奏が付く場合は、ハルモニウム、両面太鼓のドーラク、アフガン・ラバーブなど。アフガニスタンに入ると、同じタジクの音楽でも、音的にも楽器面でも急速にインド色が出てきます。
A song by Mir Maftoon for Badakhshan
数曲ある中で、この曲が一番タジキスタン側のバダフシャン音楽に似て聞こえます。
Mir maftoon
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