セタール? チトラル・シタール?
昨日の段階では分からなかったShina, Khowarについて調べましたら、やはりインド・イラン語派に所属することが分かりました。詳しくはこちらで
どちらもダルド語派に入る言語で、コワルはチトラル諸語、シナー語はギルギットやアストルなどで話される言葉のようです。チトラル諸語には他にカラーシャ語が入っていますが、これはカラシャ(カラシュ)族の言葉と同じかどうか不明。カラシャと言えば、古代ギリシア系説があったのでは?と思いました。コワルがチトラルの言葉でしたので、今日はバルティスタンから西に移動して、チトラルのクリップを見てみます。
16日に少し見たチトラルですが、地元の吟遊詩人と思しき古老によるセタール(チトラル・シタール?)弾き語りのビデオを上げておきます。形と音色は全くイランのセタールにそっくりですが、構え方が中央アジアのタンブールのような、北インドのシタールのような、極めて低いポジショニングです。テクニックはともかく、なかなか味のある弾き語りですね^^ 村人の一体感溢れる楽しげな雰囲気が良いです。3本目は若手の民謡?アンサンブル。スーフィー音楽のように段々高揚していきます。
Nen Mile Chain mile (Afzal Meaki)
chitrali song
chitrali music 3
KHOWAR BASHONO
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コメント
カラーシャ語は、あのカラーシャ人の言語ですね。カラーシャ、カラシュといった表記の違いが気になっていたんですが、調べていたら、カラーシャが自称で、カラシュはコワール語での呼称となっていました。パキスタンのカラーシャ人口は3千人ほどだそうですが、アフガニスタンには同族でヌーリスターニーと呼ばれる人々が、何十倍もいるそうですね。
投稿: hasuge | 2008年10月29日 (水) 11時59分
>hasuge様
いつも有難うございます。カラーシャについてはやはりそうだったのですね。カラシャについてはギリシア系説がありますが、現在話している言葉がイラン系でも、民族的出自はギリシア系というのはありえるのでしょうか。しかしアフガニスタンに同族が何十倍もいるのでは、ギリシア系説自体怪しいということになるのでしょうか。
投稿: Homayun | 2008年10月30日 (木) 18時59分
ヌーリスターニーにもカラーシャ同様、ギリシア人の子孫であるという伝承がありますが、DNAを調べたところ、ギリシア人との関係を否定するような結果がでたそうです。夢のない話ですが、カラーシャも同じではないでしょうか。言語は容易に置き換わりますから、現在どんな言語を使っているかということと、本来の民族的出自が結びつかないことも十分にありえます、
投稿: hasuge | 2008年10月31日 (金) 14時14分
>hasuge様
いつも有難うございます。カラシャとブルシャスキーはマケドニア系だとか、ギリシア系だとか、色々言い出すのは、ヨーロッパの人たちのように思えますが。ギリシアの影響がここまで及んでいるんだ、と考えたいのではと思わせる節も見えます。
投稿: Homayun | 2008年11月 2日 (日) 23時48分