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2008年10月19日 (日)

フンザとカラシャはギリシア系?

もっと大きな地図で見たらフンザはやはり中パ国境近くにありました。カラコルム山系が途切れている谷間に細長く位置しているようです。フンザからは、ウイグルのタシュクルガン(前はタシコルガンと表記しましたが)まで200キロ、タジキスタンのバダフシャンまで100キロほどでしょうか。そんな所に古代のバルカン半島にいた民族の末裔がいることは、何とも不思議な事実です。
フンザの住民のルーツが古代マケドニアにあるらしいことはよく知られるようになっているようですが、古代のマケドニアといえば明らかにギリシア世界。まだスラヴ民族は南下する前でした。だからギリシア系の言葉でないと辻褄が合わないと思いますが、その辺が今ひとつ分かりません。youtubeではどれも現代のマケドニア語(こちらは南スラヴ系でギリシア系とは全く異なるグループ。同じ印欧語族ではありますが)の字幕が入っているようです。ギリシアのTVが取材に来るなら話は分かりますが(笑) それとも現代マケドニア語には古代マケドニア語の要素が入っているのでしょうか。どなたか詳しい方、情報をお待ちしております m(_ _)m
昨日書いたように、フンザとカラシャが同じマケドニア系だと、はっきり言っているビデオもありましたので、2本目にアップしておきます。3,4本目の解説の通り、カラシャははっきりとギリシア系だと認識されているようです。

Hunza Triumph Of Fantasy ( Part 1 )

フンザの素晴らしいドキュメンタリー。続きものの一本目。後半に少し音楽のシーンが出てきます。

KALASH and HUNZA are MACEDONIANS

Kalash

Kalash - Greeks in Hindokush Valley, undiscovered and unknown villages of the Greek originated folk of the Kalash

BBC - In the footsteps of Alexander (The Kalash) 23

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