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2008年10月14日 (火)

グルビタと鷲の踊り

今日のビデオ後半3分の1の映像は3度目の登場f^^; 
これは新疆ウイグル西部のタジク民謡『グルビタ』という曲です。この歌の前の「鷲の踊り」は同じステージからのようです。未見のこの映像が入っていたため、今日アップすることにしました。前半のカザフも新疆側の映像のようです。

タジク民謡の『グルビタ』は、グルビタという娘に対する若者の愛を歌ったものだそうです。『グルビタ』の音源は、Unescoから93年に出たTAJIK MUSIC OF BADAKHSHAN の最後のトラックで、Gulbate となっているのがそのようです。新疆のタシュクルガンで録音された、歌のないセタールだけの素朴な演奏で、ビデオの歌唱とは全く別物という感じのようです。しかし新疆側の分かり易い短音階の甘美な民謡に比べると、同じバダフシャンですが、タジキスタン側のバダフシャン音楽は、別世界のような印象を受けます。その孤高で峻厳な趣きは、イスマイル派の影響が濃厚だからでしょうか。イスマイル派についての秀逸なサイト情報もhasugeさんから頂きました。こちら

この民謡が使われた例の中国映画について、hasugeさんから頂いたコメントを中心に要約しておきます。このタジク民謡は映画の中と同じで、花儿为什么这样红(『花よなぜこんなに赤い』という意味)として中国でも知られるようになったようですが、元は『氷山からの客』(趙心水監督、長春映画製作所、1963)という映画の挿入曲とのこと。元歌の『グルビタ』に、戦前の日本への留学経験もある映画音楽作曲家として有名な雷振邦が手を加えて映画に使われたようです。youtubeの映画のシーンは、人民解放軍の兵士になっていたタジク青年アミールと、8年前に別れたきり音信普通になっていたタジク娘グランダムが再会する場面で、その別れの際に彼女に渡した花と同じものを見たアミールが歌い、それで彼女も彼に気づきます。結局、2人は結ばれ、アミールが属する駐屯地の部隊が敵スパイも殲滅するというストーリー。特に悲恋ものではありませんでしたf^^;

Kazak & Tajik folksongs

1. Kazak Folksong and dance
2. Tajik eagle dance
3. Tajik folksong

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