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2008年10月18日 (土)

フンザとマケドニア

パキスタンの北西辺境に位置するフンザ(Hunza)ですが、どうも地図上で正確に確認できませんが、おそらくカラコルム山中のギルギットの北にあるようです。北インド古典音楽のサントゥール名手シヴクマール・シャルマの出身地スリナガル(ここはインドのカシミール州都)から北へ300キロほどの所にギルギットがありますが、ギルギットから更に100キロほど北に上がったカラコルムの谷間がフンザのようです。フンザ藩王国は1974年までパキスタン内の自治王国として存続し、“不老長寿の国”として知られていました。音源はノンサッチやキングにあります。
そのフンザの住民は南のパキスタン人と比べると色白で青い目も多く、その言語プルシャスキー語の系統も正確には不明だったようですが、紀元前4世紀のアレクサンダーの東征の際に脱走した兵士の子孫という説があったように(やはりパキスタン北西部に住むカラシャ族と同系と言うことになります)、マケドニア語(スラヴ系の方か古代ギリシア語の方言としてのマケドニア語のどちらか不明ですが)との関連性が最近浮き彫りになってきているのか、と思わせるビデオが見つかりました。今日はその一本を。
字幕はロシア語ではなくマケドニア語だと思いますので、マケドニアのTV番組の映像でしょうか。

live Hunza people, descendens of the armies of Alexandar the

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コメント

Geo Names という面白いサイトがあります。地名(可能ならば国名も)を入力すると、その場所が Google の衛星写真上に表示されます。これなら、地図帳で調べなくとも、簡単に探している場所が分かりますよ。

投稿: hasuge | 2008年10月19日 (日) 11時08分

>hasuge様
有難うございます。試してみました。
これは面白いですね。

投稿: Homayun | 2008年10月21日 (火) 00時17分

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