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2008年11月25日 (火)

カザフ

中央アジア・シリーズも、いよいよ最後のカザフに来ました。7月にキルギスから始めて、もう4ヶ月になります。キルギスに4日、ウイグルに1ヶ月、ウズベクに1ヶ月、タジクに1ヶ月、フンザ周辺に半月、トルクメンに10日余り、そして最後にカザフ。トルコ系民族本来の遊牧的音楽の類似性から言って、本来はキルギスとカザフは並べて回るべきでした。それから、こんなに長大になるとは思ってなかったので、「中央アジア」で一括りにしてしまいましたが、国別にカテゴリーを分けても良かったほどに膨らみましたね(笑)  その位、中央アジアは驚きの連続でもありました。何はともあれ、今日からカザフの音楽へ。

Saz/ Baglama/ Dutar/ Kopuz/ Deyiş/ Shamanism/ Alevism "5"

カザフと言えば、何と言っても2弦のドンブラ。右の男性の繋がった眉毛に目が留まりまして、まずこちらから(笑) キルギスの短調のウルを思い出させる哀愁の歌声。眉毛は中央アジア的ですが、歌はロシアに近いなぁという印象を覚えます。

Mayra

20年余り前に北京放送でウイグル民謡と紹介されていた云々という話題で、去年一度アップしたクリップです。新疆ウイグルに住むカザフ族の民謡「マイラ」。いかにも遊牧民の歌というイメージの大らかな感じが良いですね。現在のKingワールド・ルーツ・ミュージック・ライブラリーに入っていたかどうか調べてみないと分かりませんが、LPの頃の小泉文夫音源には入っていました。そこには確かに「新疆のカザフ民謡」と書かれていました。前に頂いたコメントによると、あの広大なカザフ中で歌われている歌だとのことでした。遊牧世界の民謡は、地域差が余り生まれないのでしょうか。しかし、上のエレジー的な歌とはかなり印象が異なります。

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コメント

「マイラ」が中国で広まったのは、青海省で中国人によって採譜され編曲・発表されたからで、日本でもよく知られている「草原情歌」も同じ青海省でカザフ人から採譜されたものが元歌でした。

投稿: hasuge | 2008年11月26日 (水) 16時27分

>hasuge様
有難うございます。青海省までマイラは広まっていたのですか。随分東の方までカザフは来ているのですね。

投稿: Homayun | 2008年11月26日 (水) 19時12分

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