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2008年12月25日 (木)

Sister Marie Keyrouz

クリスマスの今日も東方教会のビデオですが、アラブのビザンツ教会と言えば、音楽活動のユニークさから見て、この人は外せません。修道女マリー・ケイルーズ(キーロウズとも)の音源は1989年頃にHarmonia Mundi Franceから出た盤↓(以下HMF盤)が最初だったと思います。当時私は、今は無き六本木ウェイヴのクラシック担当でしたが、このケイルーズの歌唱に感動して、東方教会のアイテムを並べる売り場企画を組んだことがありました。ギリシアのレーベルOrataから出たビザンティン世俗音楽セットや東欧諸国の正教の音楽などを一緒に並べていましたが、当時はちょうど東欧・ロシアの大変動の時期。それなりに注目を集めたようにも思います。しかし、何と言ってもケイルーズの歌唱の素晴らしさにノックアウトされての企画だったことを、ここで明かしておきます(笑)  色々調べているうちに、ハンガリーの「ブダペスト、ドハーニ街シナゴーグの典礼」を偶然耳にして、更に大きな衝撃を受け、以降しばらくユダヤ音楽巡りに向かう伏線にもなりました。
今日の3本のビデオは、クリスマス関係ではなさそうですが、特に一本目のピエタ(慈悲)の素晴らしさは格別です。HMF盤ではアラビア語やシリア語、ギリシア語でビザンツ教会の聖歌(受難と復活に関する)を歌っていましたが、どうもこの人はマロン派の人のようです。レバノンの最大キリスト教宗派のマロン派はカトリック繋がりでフランスとの関係が深いので、アンサンブル・オルガヌムなど、上記HMF盤前後くらいからのフランスでの活躍も納得が行きます。フランス語も流暢に話されています。(日産のカルロス・ゴーンさんがマロン派だったとは上記ウィキペディアで初めて知りました。驚きです)

Sister Marie keyrouz - pieta

SISTER KEYROUZ MARIE

Sister Keyrouz Marie - Rabbah

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