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2009年1月 1日 (木)

奈良光枝の名唱再び

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
東方教会を巡っていましたが、正月ですので、去年と同様に和物で行ってみたいと思います。去年の夏以来緊張と興奮の連続でしたので、ちょっと一息といった所(笑)  去年の正月も取り上げた往年の歌姫・奈良光枝さんのビデオですが、一度削除されていましたが、また復活していましたので、名唱再びと言うことで元旦の今日取り上げます。戦後間もない混乱の時代に愛唱された彼女の歌には、今の日本(の歌)が忘れてしまった何かが詰まっているように思います。

なお、2日と3日はブログをお休み致します。

悲しき竹笛

これは昭和21年に大ヒットした奈良光枝さんの出世作。古賀政男作曲。この録音は昭和40年代だろうと思いますが、若い頃よりも熟成された薫り高い名唱だと思います。音頭風ながら物憂く気だるいリズムに、ルバート気味に乗る歌唱が最高。テーマが被る現代の映画(五番館夕霧楼との意見あり)をあわせているようです。

影を慕いて(1949)

1949年製作映画「影を慕いて」からの抜粋。上原謙(加山雄三の父)の指揮で次々登場する名歌手の中に、昭和24年当時の奈良さんが「悲しき竹笛」で登場。全て古賀政男の曲で、歌手は伊藤久男、二葉あき子、藤山一郎、奈良光枝、近江俊郎、霧島昇の順。

青い山脈

この名歌は、藤山一郎&奈良光枝のコンビがオリジナルでした。奈良さんの1969年の独唱版。

シクラメン咲けど  奈良光枝

作曲者・古賀政男のギター伴奏でしっとり歌われた「シクラメン咲けど」。これも良い歌です。

秋草の歌

1954年に三越ホームソングとして放送された歌。作詩 西条八十、作曲 古関裕而。

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