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2009年1月 8日 (木)

義太夫のyoutube

松の内も過ぎましたので、そろそろ邦楽は終わりにしようと思いますが、もう一日だけ見てみます。今日は義太夫。浄瑠璃の中で一番古い語り物です。浄瑠璃というと義太夫のことか、と勘違いされる方もいるのではと思うほど、文楽の人形浄瑠璃のインパクトは強いと思います。youtubeには2本だけですが、義太夫として鑑賞できるビデオがありました。人間のあらゆる情感を描き出す語りの迫力は勿論ですが、太棹三味線の音色も江戸系浄瑠璃に比べて骨太な印象を聞き手に与えると思います。新内初め、浄瑠璃をやる者は、義太夫を聴かねばならないとよく言われます。浄瑠璃の中の浄瑠璃、それが義太夫と言えましょうか。レパートリーも諸浄瑠璃が継承しているだけでなく、歌舞伎の義太夫狂言は、歌舞伎の中心的な演目になっています。『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』・『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』・『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』が「義太夫狂言」の3大名作として知られています。更に嬉しいことに、明治以降の名人の録音も沢山残されています。音源の豊富さでも義太夫はダントツでしょう。(義太夫関係の音源情報はこちら
男の太夫と同じく、裃を着けて語られる女流義太夫の危うい魅力も特筆もの。明治頃から発祥の地の大阪だけでなく全国で大流行しました。現在も一部で脈々とその伝統が受け継がれています。2本目はその女流義太夫の名手。余談ですが、女流義太夫はジョギと略されることがあります。ジョギと言うとインドの地方音楽を思い出してしまいますが^^ 

日本の旋律集 竹本弥乃太夫・義太夫曲節集

義太夫協会常務理事重要無形文化財総合指定保持者竹本弥乃太夫師の実演46曲節を完全 収録したDVDのご紹介。

【女流義太夫】竹本越孝 / 鶴澤寛也 / 伊勢音頭恋寝刃 (Women's gidayu )

youtubeビデオに詳しい解説があります。

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コメント

お久しぶりです!2月は文楽公演いきますよ。東京では女流も演芸場で聴ける場所ありますね。昔はもっと大衆的なものだったそうです。
14年前に通ってた義太夫協会の義太夫教室の先生方は女流の方でした。1年間ですが、隔週で素晴らしい芸を真近で堪能しました。
そういえば四国、特に徳島は歴史的に義太夫節盛んでしたよね。

投稿: ヒロセ | 2009年1月 9日 (金) 02時14分

コメ有難う。ジョギはいつか生で見てみたいです。津賀寿さんの三味線も。
四国は意外に邦楽が盛んなんです。金毘羅歌舞伎はあるし、愛媛の南予でも地場浄瑠璃があるし、徳島は義太夫だけでなく阿波踊りはあるし、松山では俳諧からの影響か、謡曲が盛んだし。今治も謡曲や能は割りと盛んなようで、今度地元の能楽の会の見学に行きます。

投稿: Homayun | 2009年1月 9日 (金) 23時52分

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